ボタン2018年01月12日

年末に、息子が久しぶりに帰ってきました。
荷物の中に白いシャツがあってそれを見てくれと言います。

息子が言うには、
クリーニングに出して戻ってきたら袖口のボタンが割れていた。と。
見ると左右の袖口のボタン4個すべてが割れていました。
(片袖に2個のボタンがついていました)


ボタンが半分だけ残っているのがひとつ。
あとはそれぞれ4分の1ほど残っているだけでした。

ボタンの真ん中には糸がしっかり縫い付けてあって、
それで全部とれずに残っているんだな…と思いました。

思いましたがちょっと納得はできません。
そのクリーニング店に持っていったら?と言いましたが、
息子はそれよりも直るかどうかが気になっているようでした。

ボタンを用意すれば直せるよ、とこたえると、
もうそれで満足な様子でした。


ということで袖口のボタンを計4個、付け直すことになりました。

とりあえず残っているボタンを見て、定規でさっと測るとおおよそ1センチ。それだけの情報をもってお店に行くと、ひとつの箱のなかに同じデザインだけど大きさの違うボタンが何種類も入っていてびっくりしました。

壊れたボタンのデザインはとてもシンプルで、普通によくあるものなので、そんな違いがあるとはこれっぽっちも思っていなかったのです。

1センチ(10ミリ)のボタンのほかに11.5ミリもあります。

この1.5ミリの違いは大きいのか気にするほどではないのか。
それさえもわかりません。
お店の人にも相談しましたが、どっちを買えばいいのか、わからなくなってしまいました。

で、お店の人にちゃんと測りなおしてきますと伝えて帰りました。


ボタンをもう一度測ると…あれ?これは1センチないのでは?と思いました。

お店では、1センチ以下のサイズはちっとも見ていなかったので何ミリのボタンがあるのかわかりません。
でも、細かく分かれていたらまた悩むことになりそうです…。

うむむむむ。
ボタン選びでこんなに悩むことになるなんて…。


しょうがないからシャツをお店に持って行くことにしました。
そしたらお店の人が「10ミリは大きいね」と言って手にとったのは9ミリのボタンでした。

9ミリかぁ!

私も一緒に確認して、そのボタンを4個買いました。


ボタンが買えた買えた♪
たったそれだけのことでしたが、なんだかすごくうれしく思えました。


そして新しいボタンを付け替えました。

簡単と思えた作業はずいぶん時間がかかりました。
以前のようにスムーズにいかないのです。
糸がからんだり糸止めに失敗してもう一度やり直したりもしました。

でも、4個のボタンはきれいにつきました。


やればできるなぁ…。
こんななにげないことだけど、受けて、
それをちゃんとやりきれたことに満足しました。

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