もう七夕2019年07月07日

7月ですね。

そして今日は七夕。
  ………早いです………。



先日(といってもひと月以上も前ですが)、
定期的に通っている病院で薬が減りました。
朝と夜に飲む薬が朝だけになりました。

話を聞いてびっくりしました。

そんなことがあるのか!

と思いました。

冷静に考えたら、
ちょっとずつ良くなっているってことなんだ…な!
となって、
その後はにまにま喜んでいます。


夜に飲む薬がなくなったのは大きな変化でした。

夕食後の緊張感(というほどのものではないのだけれど)もなくなり、
すっかりリラックスできています。
薬を飲んでいたときは、
飲み忘れに注意していて。
特に、外で食べるときは忘れることがありましたので、
その心配がなくなったのも大きな変化でした。



良くなっていると同時に、
障害(記憶障害)をはっきり自覚することもあります。

やっぱり覚えていない…ということがわかります。

覚えよう覚えよう…と意識していたこともすっかり忘れてしまっています。

発病前は、
一つ何かがわかればその周辺のことも思い出していたばずだったのに、
今は、それでも何も思い出せないことがあってびっくり……というか、そうか、そういう障害なんだな…と理解するようにしています。



思い出すこともあります。
忘れずにいることもあります。

その違いはわかりません。
まったく…。



何かをきっかけに思い出すことがあります。

今は七夕です。

私の七夕は8月です。
小学生のころ、近所の公民館で七夕祭りをやりました。
夏休みになると毎日のように集まって練習をしました。
その記憶が私にやってきています。

その思い出話を数日前にしたら、
聞いていた人がすごく驚きました。
8月に?七夕を?と。

そのことは忘れていません。

忘れるどころか、
思い出がよけいにやってくるようです。

電話、ありがとう。2019年07月20日

こんにちは。


すごい久しぶりに電話で話した人から、
私の話し声が良くなったと聞きました。

「なにが違うのかなぁ…」

と言いつつ、
それでもはっきり確かに良くなっていると言ってくれました。

私は、自分では自覚できていませんでしたが、
ふいに聞いたその言葉がとても嬉しくて…。
嬉しくて。
思い出すと今も嬉しいです。



それは、私が失語症のリハビリをしている人と話しているとき感じることでもあります。
前回話したときより良くなっている!と思うのです。

そして、そのことを私は繰り返し相手に伝えています。



私は失語症ではありませんが、
言葉が出なかったり出にくかったりはあるので、
そんなふうに、
「良くなった」と言ってもらえると自信につながります。

しかも電話で!

だって電話って伝わるのは声だけですもんね。



実は電話には苦手意識がありました。
特に、退院したばかりのときはそうでした。

かかってきた電話に出るのはそうでもないけど、
自分からかけるときは、
何が言いたいのか、
どう伝えるのか、
を、よく考えていました。

考えて、
メモに走り書きとかしていたなぁ…。
(あっ、これは今もしますね。でも今は単語だけだったりですね)


電話って一大行事だったのかもしれません。


そう思えば最近は、
電話にそんな注意することもなくなってきているのかも…と思います。



ああ!
そんなことも一緒になって、こんなに嬉しいのかもしれません。