「またいらしてくださいね」と図書館のおねえさんは言う…(゜。゜)2007年08月22日

撮影:カメ係


熱風の吹き溜まりの中を自転車で走っていると、
深い呼吸ができず、浅く、まるで過呼吸状態となり、
いつしかぼ~っと思考停止し、
どこへむかっているのかわからなくなり、
赤信号で止まっているうち、
あっ、この道ではないと気付いてユーターン。

何をしているんでしょう。

私は、図書館へ行こうとしていたのでした。


夏休みの平日だけあって、
図書館はいつもよりにぎやかで、
たぶん、避暑のために来ている大人たちが、
ありとあらゆる椅子を占拠し、
半分読み、半分眠りの状態。

長く投げ出して眠っている人の足を蹴らないように用心しながら、
めずらしく、
哲学やら宗教の棚をうろうろしているうち、
「大人と一緒ではない子どもたちは帰りなさい~」の、
午後5時のチャイムとアナウンスが流れ、
やがて、館内は妙な静けさがゆるく漂いはじめました。

そのうち、
私は何の本を探しているのかわからなくなり、
ただ、背表紙の文字をなぞり見ていましたら、

「電話、もらってぇ~!」と、
はりきったおぢさんの声が響き渡りました。

はじめは聞き流していましたが、
やたらと詳しく本をリクエストした経緯をはりきって話すおぢさんの声が、
館内放送のように明瞭に聞こえ続け、
他人事ながら「本を手にできてよかったわねぇ~」などと、
背表紙の文字を流し見しつつぼんやり思っていましたら、

「おねえさん!きれいな人だねぇ!」と、
おぢさんのテンション高高の声が打ち放たれました。

カウンターで対応していたおねえさんは、
「また、いらしてくださいね」と、
にこやかにすずやかに、妙に高く、透きとおった声で答えました。

一瞬、
ここはお酒がいただける店? 
と思ったのはきっと私だけでしょう…。

おぢさんは小走りで図書館から出て行き、
私は、
その後姿が見えなくなるまで目で追ってしまいました…。

あのおぢさん、また来るな。
本の返却あるしな。
でもカウンターで、おねえさんの指名はできない…はずよね…。


あああ、今夜も暑そうです。

コメント

_ くまはち ― 2007年08月22日 22:23

おおおっ!なんとすらばしい!!
小生、最近図書館に行ってないし、小生ではなさそうですね。
それにしても、うらまやしい!!!

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