さらに クジラ2007年02月23日

クジラと聞いて一番に思い浮かぶのがこの絵本。
 
 『オーシャン ワールド』 ピーター・シス BL出版 1995

   好きな人に贈る絵本としてもお薦めです◎



今回のクジラは、
 
  映画 『モーツァルトとクジラ』


タイトルを知ったときは、
またクジラ~!(゜o゜)! と思ったのですが、
紹介記事に “アスペルガー症候群の男女が主人公の…” とあり、
ぐっと興味がわきました。

くわしい内容は調べず、
クジラ クジラ 和光裏のシネスイッチ銀座 とだけインプット。

その後、近所の書店で同じタイトルの本を見つけ、
またまたクジラ ?(゜o゜)? と手にしたら、
映画の原作本でした。

しかもノンフィクション!

さっそく図書館へ行きましたがまだ整理中。
長期休館にむけて予約は受け付けてくれない時期だったので、
3月の休館明け以降にならないと読めず。

ということで、映画を先に観にいきました。

アスペルガー症候群というのは自閉症の一種とされている障害ですが、
観ているうちに、
純粋な恋愛映画のように感じてきました。

次々流れる音楽はポップ♪
主人公が恋する女性のファッションはキュートでかわいく♡
家も部屋も庭もファンタジー的☆

たしか原作はノンフィクションだったよね……と。

もちろん、
「普通」ではない言動による騒動は起きますが、
そんなあれやこれやの騒動の積み重ねの後、
超!常識的なハッピーエンドで幕を閉じ、
観ている人も幸せ・安心な映画でございました! という映画でした。

タイトルのモーツァルトもクジラも、
映画の冒頭近くに登場します。

主人公のクジラ観がもっと知りたかったです…。
クジラは主人公の内面を語る重要なアイテムのはず。
けれどもそれは、
原作本をあたらなければなりません…。

“アスペルガー症候群”という障害が、
原作者の意図通りに描かれているのか、
これも原作本を読まなければわかりません。

“アスペルガー症候群”というキーワードが、
語られているのか売られているのか。

そんなことまで考えてしまいました。


映画館はびっくりするほどガラガラでした~。
上映直前に入って、
えええ!どこに座ってもいいの~! 
という状況はとっても嬉しいけど淋しいものでした。

一人じゃなくてよかったです~(^。^)