マルゴ?キスゴ? ― 2008年10月19日

実家から、庭でなった柿が届きました。
渋柿で、渋抜きした柿がぎっしりつやつやダンボール箱に並んで入っていました。
その他にお菓子漬物あごのやきあかいた。
そして広告に包んだ手紙。
その広告(写真)はファミリーストア サン ので、
サン って、どこ?と思いつつ、真剣値段チェックをしてしまいました。
すると島根産マルゴ や島根産キスゴ という、
おそらく魚の名前が。
ほほ~。いったいどんな魚やら。
井ゲタのしょうゆ(こいくち・うすくち)1.8ℓ 平日698円のところ 448円
お一人様いずれか1本限り
宍道湖産のシジミ…は、ここでも見あたりません。
吉田栄作さん!応援しています。
(昨日は「だんだん」見逃しましたが…(>_<) )
渋柿で、渋抜きした柿がぎっしりつやつやダンボール箱に並んで入っていました。
その他にお菓子漬物あごのやきあかいた。
そして広告に包んだ手紙。
その広告(写真)はファミリーストア サン ので、
サン って、どこ?と思いつつ、真剣値段チェックをしてしまいました。
すると島根産マルゴ や島根産キスゴ という、
おそらく魚の名前が。
ほほ~。いったいどんな魚やら。
井ゲタのしょうゆ(こいくち・うすくち)1.8ℓ 平日698円のところ 448円
お一人様いずれか1本限り
宍道湖産のシジミ…は、ここでも見あたりません。
吉田栄作さん!応援しています。
(昨日は「だんだん」見逃しましたが…(>_<) )
整理が必要です ― 2008年10月22日

『宗教の倒錯 ユダヤ教・イエス・キリスト教』
上村静 岩波書店 2008
陰暦10月を神在月という出雲で生まれ育ち(出雲以外では神無月)、
仏事にそこそこ慣れ親しんできた私にとって、
キリスト教は未知でありながらも身近なものでした。
身近、といっても、身近にキリスト教関係者がいたわけではなく、
好きだったテレビドラマ(NHKの「大草原の小さな家」とか)や、外国(欧米)の本を読むことで馴染んだぐらいなのですが。
とくに、クリスマスについては、イエスさまが生まれたお祝いの日なんでしょ?ぐらいのことはいっていました。仏教徒なのにね~といいながら。
けれども実際のところはよくわからない。
高校生のとき読んだ遠藤周作の『沈黙』(新潮社)の衝撃もあったのだと思いますが、夏休みのレポートでイエス・キリストについてまとめたこともあります。内容は覚えてないけど、表紙に似顔絵を描いて、そこにものすごく力を注いだ記憶はあります。
この人ってナニモノ?と、思いながら書いていました。
先生から(確か倫理の…名前は忘れた)「力作だの」と高(?)評価をいただいたような自覚があるのですが…。それが内容についてなのか表紙の似顔絵についてなのかは不明~。
このごろでは、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害を背景にした児童書を読む機会も多く、そのたび、なぜ、そこまで?と思います。
そして、エルサレム。
これはもう、ややこしいことです。
これら長年の疑問の答えが得られるのではという期待でもって、ついに読みきりました!
すごい本でした。
そりゃあ、奥さんの「聖子」さんに捧げるわよね…。
印象的だったのは、キリスト教がユダヤ教から分離する際に「ユダヤ人」の定義の明確化があったこと。
これは以前に読んだ『戦後ドイツのユダヤ人』(武井彩佳 白水社 2005)でも印象に残っていました。
何をもってユダヤ人とするのか。
ユダヤ人であること。
ユダヤ人でないこと。
何人であるのか。
どの、神を信じているのか。
それが、そんなに大きな問題なの…?
問題、なのね。
あと聖書の女性観も、あらためて、なかなかのものと思いました。
まだまだ、もろもろ、わかりかねます。
上村静 岩波書店 2008
陰暦10月を神在月という出雲で生まれ育ち(出雲以外では神無月)、
仏事にそこそこ慣れ親しんできた私にとって、
キリスト教は未知でありながらも身近なものでした。
身近、といっても、身近にキリスト教関係者がいたわけではなく、
好きだったテレビドラマ(NHKの「大草原の小さな家」とか)や、外国(欧米)の本を読むことで馴染んだぐらいなのですが。
とくに、クリスマスについては、イエスさまが生まれたお祝いの日なんでしょ?ぐらいのことはいっていました。仏教徒なのにね~といいながら。
けれども実際のところはよくわからない。
高校生のとき読んだ遠藤周作の『沈黙』(新潮社)の衝撃もあったのだと思いますが、夏休みのレポートでイエス・キリストについてまとめたこともあります。内容は覚えてないけど、表紙に似顔絵を描いて、そこにものすごく力を注いだ記憶はあります。
この人ってナニモノ?と、思いながら書いていました。
先生から(確か倫理の…名前は忘れた)「力作だの」と高(?)評価をいただいたような自覚があるのですが…。それが内容についてなのか表紙の似顔絵についてなのかは不明~。
このごろでは、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害を背景にした児童書を読む機会も多く、そのたび、なぜ、そこまで?と思います。
そして、エルサレム。
これはもう、ややこしいことです。
これら長年の疑問の答えが得られるのではという期待でもって、ついに読みきりました!
すごい本でした。
そりゃあ、奥さんの「聖子」さんに捧げるわよね…。
印象的だったのは、キリスト教がユダヤ教から分離する際に「ユダヤ人」の定義の明確化があったこと。
これは以前に読んだ『戦後ドイツのユダヤ人』(武井彩佳 白水社 2005)でも印象に残っていました。
何をもってユダヤ人とするのか。
ユダヤ人であること。
ユダヤ人でないこと。
何人であるのか。
どの、神を信じているのか。
それが、そんなに大きな問題なの…?
問題、なのね。
あと聖書の女性観も、あらためて、なかなかのものと思いました。
まだまだ、もろもろ、わかりかねます。
182 仏教史 ― 2008年10月23日

『もう殺さない ブッダとテロリスト』
サティシュ・クマール 加島牧史/訳 バジリコ 2008
銀座の「ギャラリーバー・カジマ」の加島さんが、翻訳本を出されたと聞き、本も、バーでみたけれど、やっぱり、図書館にリクエスト。
リクエスト時には未所蔵でしたが、このたびやっと購入してくれて借りて読むことができました。
分類は 182 仏教史 です。 (…いいのかしら。これで。)
イエス・キリストの次がゴータマ・ブッタ。は、偶然です。
でも、先日。
とある人から「イエスとブッダは同一人物っていう説があるの知ってる?」と聞かれ、はあ?っと、思いつつ、そういえば、コミック『聖☆おにいさん』(中村光 講談社)でも、イエスとブッダがすんなり名コンビしてるし…そんな説も有り?いや、まさか?どうなの?と思ったり。
そんななか、この本にも、トマス・ムーアという人が「テロル、その聖なるもの-アングリマーラの物語によせて」の中で、“イエスもブッダもともに、(中略)”と書いているのを読んで、イエスとブッダはそんなに近いのね。…と思っていいんだと思い始めているところです。
原題 The Buddha and The Terrorist (ブッダとテロリスト)
ここでいうテロリストが“殺人鬼のアングリマーラ”で、そのアングリマーラがブッダと出会い改心し“アヒムサーカ(非暴力のひと)”になる物語。
これは、仏教の経典にあると「序章」で述べられています。
殺されることを恐れずアングリマーラに語りかけるブッダ。ブッダの言葉に触れ“もうひとつの自分との出合いが起こった”アングリマーラは剣を捨て、暴力を捨て、目覚め、アヒムサーカ(非暴力の人)となるのです。が、愛する人を殺された人たち(被害者)はアヒムサーカとなったアングリマーラを許すことができません。
加害者と被害者の壁を乗り越えて、暴力の連鎖を断ち切るため、ブッダは何を語り人々はどう受け止めるのか。
それはとても興味深い言葉のやりとりです。
それゆえ、饒舌。
剣ではなく、言葉を使うのですから。
ブッダの言葉に隙はありません。
…それにしても、やや、…うんざり…。
ショウジキナトコロ…。
ブッダは、おしゃべり。
という感想を言ったら、加島さんは、また、カウンター越しにあきれたような顔をしはるかも。
行くたびに、毎度そんな感じなもので…。
すみません。未熟者です。
サティシュ・クマール 加島牧史/訳 バジリコ 2008
銀座の「ギャラリーバー・カジマ」の加島さんが、翻訳本を出されたと聞き、本も、バーでみたけれど、やっぱり、図書館にリクエスト。
リクエスト時には未所蔵でしたが、このたびやっと購入してくれて借りて読むことができました。
分類は 182 仏教史 です。 (…いいのかしら。これで。)
イエス・キリストの次がゴータマ・ブッタ。は、偶然です。
でも、先日。
とある人から「イエスとブッダは同一人物っていう説があるの知ってる?」と聞かれ、はあ?っと、思いつつ、そういえば、コミック『聖☆おにいさん』(中村光 講談社)でも、イエスとブッダがすんなり名コンビしてるし…そんな説も有り?いや、まさか?どうなの?と思ったり。
そんななか、この本にも、トマス・ムーアという人が「テロル、その聖なるもの-アングリマーラの物語によせて」の中で、“イエスもブッダもともに、(中略)”と書いているのを読んで、イエスとブッダはそんなに近いのね。…と思っていいんだと思い始めているところです。
原題 The Buddha and The Terrorist (ブッダとテロリスト)
ここでいうテロリストが“殺人鬼のアングリマーラ”で、そのアングリマーラがブッダと出会い改心し“アヒムサーカ(非暴力のひと)”になる物語。
これは、仏教の経典にあると「序章」で述べられています。
殺されることを恐れずアングリマーラに語りかけるブッダ。ブッダの言葉に触れ“もうひとつの自分との出合いが起こった”アングリマーラは剣を捨て、暴力を捨て、目覚め、アヒムサーカ(非暴力の人)となるのです。が、愛する人を殺された人たち(被害者)はアヒムサーカとなったアングリマーラを許すことができません。
加害者と被害者の壁を乗り越えて、暴力の連鎖を断ち切るため、ブッダは何を語り人々はどう受け止めるのか。
それはとても興味深い言葉のやりとりです。
それゆえ、饒舌。
剣ではなく、言葉を使うのですから。
ブッダの言葉に隙はありません。
…それにしても、やや、…うんざり…。
ショウジキナトコロ…。
ブッダは、おしゃべり。
という感想を言ったら、加島さんは、また、カウンター越しにあきれたような顔をしはるかも。
行くたびに、毎度そんな感じなもので…。
すみません。未熟者です。
癒しより刺激 ― 2008年10月31日

映画「ブーリン家の姉妹」ちらし
家にいても憂さ憂さするばかりなので、
遊んでやるぅ~! と、出歩きました。
街を歩くと、すっかり秋、というよりは冬の装い。
クリスマスのイルミネーションも点灯するばかりに準備が整い、
お店のマネキンさんもコートにマフラーにブーツ。
恵比寿のGALERIE Malle では、
岩手県花巻市の山本実紀さんの染色ウールの赤いくつしたをみつけました。
羊時間 「羊・ふれる」 (~11/2)
銀座のギャラリー悠玄では、
飯野和好さんと、ささめやゆきさんと、下谷二助さんをお見かけしました。
悠玄企画 イラストレーター荒野派三人展
「ARABESQUE (アラベスク) Ⅱ」 (~11/9)
誘われていったのがオープニングパーティーの直前で、
1階 ささめやゆき 「犬と狼の間」
地下 下谷二助 「TATSUTAGAWA・2008」
2階 飯野和好 「旅はそよかぜ」
と作品を見て回るうちに、会場は人であふれ出し、作品の刺激だけで充分なところに、作家さんや編集者さんやその他関係者さんのオーラとエネルギーにクラクラしてしまい、すすめていただいたシェリー酒を断り、しばし外で風にあたって待つしまつ。
Gallery Bar Kajima に避難するみたいに駆け込んでカウンターに座ると、加島さんから「本を読んだって?」と話しかけてもらい、まずはビールで落ち着きました。
いただいたDMを見て気になっていた今回の展示。カウンターから遠目でみながら「今回の作品は絵ですか?写真ですか?」と聞くと、なんと、お隣のお隣に座っていた人が作家さんご本人で「絵です。油絵」とのお答え。
近寄ってみると、どど~んとした作品の横に赤い小さな作品をみつけました。
この赤い作品、好きかも。
「山田 泰 展」 (~11/9)
さて、ビールの次には何を飲みましょう?となり、う~ん、赤いお酒がいいなぁ~。加島さんにおまかせで赤い色のお酒を作ってもらい、美味しかったから、また別の赤いお酒をリクエスト。
赤の一日。
なぜ赤?と聞かれ、う~ん、パンチやキックをしたい気分なんです!
攻撃的な気分。
癒しじゃなくて刺激が欲しい。
だから映画も「グーグー」じゃなくて「ブーリン家の姉妹」を観てしまいました。
刺激的すぎて考え込んでしまいましたが、
赤いお酒と赤い作品でいい感じになりました。
家にいても憂さ憂さするばかりなので、
遊んでやるぅ~! と、出歩きました。
街を歩くと、すっかり秋、というよりは冬の装い。
クリスマスのイルミネーションも点灯するばかりに準備が整い、
お店のマネキンさんもコートにマフラーにブーツ。
恵比寿のGALERIE Malle では、
岩手県花巻市の山本実紀さんの染色ウールの赤いくつしたをみつけました。
羊時間 「羊・ふれる」 (~11/2)
銀座のギャラリー悠玄では、
飯野和好さんと、ささめやゆきさんと、下谷二助さんをお見かけしました。
悠玄企画 イラストレーター荒野派三人展
「ARABESQUE (アラベスク) Ⅱ」 (~11/9)
誘われていったのがオープニングパーティーの直前で、
1階 ささめやゆき 「犬と狼の間」
地下 下谷二助 「TATSUTAGAWA・2008」
2階 飯野和好 「旅はそよかぜ」
と作品を見て回るうちに、会場は人であふれ出し、作品の刺激だけで充分なところに、作家さんや編集者さんやその他関係者さんのオーラとエネルギーにクラクラしてしまい、すすめていただいたシェリー酒を断り、しばし外で風にあたって待つしまつ。
Gallery Bar Kajima に避難するみたいに駆け込んでカウンターに座ると、加島さんから「本を読んだって?」と話しかけてもらい、まずはビールで落ち着きました。
いただいたDMを見て気になっていた今回の展示。カウンターから遠目でみながら「今回の作品は絵ですか?写真ですか?」と聞くと、なんと、お隣のお隣に座っていた人が作家さんご本人で「絵です。油絵」とのお答え。
近寄ってみると、どど~んとした作品の横に赤い小さな作品をみつけました。
この赤い作品、好きかも。
「山田 泰 展」 (~11/9)
さて、ビールの次には何を飲みましょう?となり、う~ん、赤いお酒がいいなぁ~。加島さんにおまかせで赤い色のお酒を作ってもらい、美味しかったから、また別の赤いお酒をリクエスト。
赤の一日。
なぜ赤?と聞かれ、う~ん、パンチやキックをしたい気分なんです!
攻撃的な気分。
癒しじゃなくて刺激が欲しい。
だから映画も「グーグー」じゃなくて「ブーリン家の姉妹」を観てしまいました。
刺激的すぎて考え込んでしまいましたが、
赤いお酒と赤い作品でいい感じになりました。
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