今になって私がどれだけヒヤヒヤドキドキしたのかわかってきたカメ係2010年04月02日

4月になりました。

新年度の初日、
カメ係の入学式に出かけました。

大学から送られてきた入学式の案内を読んだときは、
その規模の大きさに気後れしてしまい、
私は行かない…と思っていたのですが、
いろいろな思いが積み重なって、
えいっ!と出席することに決めました。

入学式は4回行われます。

カメ係の学部は午後最初の第3回の部。

朝から行っていたカメ係と構内で待ち合わせ、
昼食をとってから会場へ行くことに。

最寄の地下鉄の駅を出ると、そこからもう人であふれていました。
大学に近づくにつれ、
業者さんたちのチラシ配りや、
学生さんたちのサークル勧誘が増えていきます。
その人たちを避けながら前へ前へと歩いて行ったのですが、
大学構内に入ったとたんに身動きができなくなりました。

それは、すごい人出でした。

サークル勧誘の喧噪と熱気に呆然。
こんな中で待ち合わせができるものやら…と思いつつ、
待ち合わせ場所の大隈銅像を目指しました。

が、その周囲もサークル勧誘の学生でごった返していました。

それでもどうにか銅像の斜め後に場所をみつけて立ち、
カメ係の到着を待ちました。

ああ、これが有名な大隈重信像ですね。

お初にお目にかかります。
どうぞよろしくお願いいたします。

この銅像の後姿を見てみたい、
というのも入学式出席の一つの理由でしたので、さっそく記念撮影。

目的一つ達成!

とはいえカメ係はまだ来ません。
そのうち横のサークルが賑わいだしてきたので居づらくもなってきて場所移動。
銅像の斜め前に回り込んで新たな場所を確保、そして記念撮影。

ああもうなんだか、
入学式なんだかサークル勧誘とそのパフォーマンスを見に来たんだかわからなくなってきました。


その後、無事にカメ係を見つけ合流。
昼食もどうにか食べることができ、
会場前で別れた後には保護者の列に長らく並び、
これじゃあもう満席で、
同時中継会場の教室行きかな~と思っていましたが、
どうにか後から3列めの席に座ることができました。
そして私の後にも保護者の列は延々と続き、
やがて会場は立ち見でもぎっしりとなりました。
すずなり。すずなり。
同時中継の教室に回った人もいたのでしょうか。
老若男女。
出席家族は幼児からお年寄りまで。
噂には聞いていましたが、予想以上でした。


そして式は始まり、終わり…。

それは、思い出すたびに非現実感が増していく経験でした。

さすがのカメ係も受験日並みに疲れ、
すごいところだな…と。

それでどうやら、
私がどれだけヒヤヒヤしながら受験を見守ってきたかがわかってきたもよう。



そんなこんなで、どうにかこうにか、
新しい生活がスタートしました。

ボブ・ディラン絵本2010年04月03日

ボブ・ディランが好きな人はどう思うだろう?
と思いながら読みました。

『FOREVER YOUNG
 はじまりの日』 ボブ・ディラン 作
      ポール・ロジャース 絵
      アーサー・ビナード 訳 岩崎書店 2010/03 (写真)


ボブ・ディランの「Forever Young」の歌詞に、
ポール・ロジャースが絵を付けた絵本です。

「Forever Young」は、ボブ・ディランが息子を思って作った歌で、
子どもや若者を励ますあたたかな曲のようです。

私は申し訳ないことに曲が浮かびません。
聞けばきっと知っている曲だとは思うのですが、
タイトルだけ聞いてメロディを口ずさめるほど知ってはいないので。

でも、私のような熱いファンでなくても、曲を知らなくても、
絵本を開けば、その思いは伝わります。

アーサー・ビナードの訳したまっすぐな言葉がココロに入ってきます。

言葉を追わなくても、
絵を眺めていくだけで、
音楽や思いが、人から人へと伝わっていくことのすばらしさを受け取ることができます。

ポール・ロジャースによる絵の解説「ILLUSTRATOR'S NOTES」、
「Forever Young」の原詩つき。

ボブ・ディランを知り、
ディランに影響をあたえた人々を知り、
音楽を聞き、詩を読み、文学を読み…。

読者(若者)に、新しい出会いを期待する絵本となっています。


でも、
まずはボブ・ディランが好きな人にご紹介したいです。

もやもや2010年04月05日

ちょっと前に、
 
 『赤ちゃんと絵本をひらいたら
   ブックスタートはじまりの10年』
        NPOブックスタート編著 岩波書店 2010/02

を読みました。

ブックスタートは0歳児に絵本を手渡す運動です。
が、
それだけでは言葉足らず。
思い込みや勘違いや誤解を生じかねないその運動の歩みを、
率直に丁寧にまとめられているのがこの本です。

タイトルを見て、もう10年になるのか…と思いました。

「ブックスタート」という言葉と、
それが「0歳児に絵本を渡す運動」だと聞いたときは、いくつかの疑問を持ちました。
疑問を持ちながら、
それが多くの人に絵本をひらいてもらう機会となるのならいいのでは、と思い、特に関心を持たずにきました。

この本は、
当時私が持った疑問についても書かれていました。
それは多くの人が持つ疑問らしく、
その疑問に丁寧に答え、誤解を解き、理解してもらうことを積み重ねていきながら、運動を広めていった様子がわかります。


読了直後は、すごい運動なんだなぁと感動しました。

0歳児の赤ちゃんを中心に、絵本を介して、人と人が笑顔でつながっていくのです。
はじめは疑問や不安を持っていた人も、やがて笑顔になっていくことのすごさ、すばらしさ。

それは、絵本からキラキラとした魔法がふりそそぎ、その場にいる誰もを幸せにしていくようです。

が、もちろん実際はそんな簡単なことではないと思います。

でも、そんな気になるのです。

絵本ってステキ!
絵本を読めば、赤ちゃんはご機嫌になる!

もちろん、そんなことはあるけれど、絶対そうなるわけではありません。

わかっていても、そう思います。

0歳児の赤ちゃんって、そんなに絵本に反応してくれるんだね!

って鵜呑みにしてどんどん絵本を勧めたくなります。



だけど、
読了して図書館に本を返した今になって、
そうなの?と、また疑問を持ってしまいました。


そんなすばらしい運動が始まって10年。
でも私は、
その間、あまり楽しくない現実を見聞きすることが多くなっています。

それは、なんで?


それは、絵本が広く普及し、子育ての必須アイテムと思われるほど、身近で、あって当然のものとなってきているからかもしれません。

絵本の読み聞かせをする。
ことは、子育てにとっても大切なことです。
と、育児書や行政や子育ての諸先輩が当然のこととして指導すれば、
そこに負担を感じる人も出てきます。

ブックスタートを進めている人たちは、それもちゃんとわかっていて、そうならないよう、負担とならないよう、きちんと配慮されています。

でも、負担と思い、混乱し、悩む人はいるのです。

「よい絵本」と薦められた絵本をうちの子は喜ばなくて…と悩むお母さんもいます。

そんな人に私は何度「絵本の読み聞かせをしなくても子どもはちゃんと育ちますよ」と言ったことでしょう。

わざわざ専門店に絵本を買いに来てくれたお母さんに。
絵本、売る気がないのか、私!…と自分にツッコミを入れながら。

でも、そう言いたくなるほど、一生懸命に絵本を読まなくちゃ!と思ってしんどくなっているお母さんやお父さんもいるのです。


子どもと一緒に絵本をひらいて読むのって、ほんと楽しいです。
子育ての醍醐味でもあると実感しています。

でも、その醍醐味を味わうのは、
絵本じゃなくてもいいと思っています。
絵本がなくても大丈夫と思っています。

だから、なんで絵本なの?と思います。

絵本のよさはよくわかります。
だけど、なんで、ここで用いるのは絵本なの?と思います。

子育てと絵本をセットにするのはなぜ?

そこには美しい言葉だけでは語れない大人の本心・本音があるんじゃないでしょうか?

もやもやします。
だって本音をちゃんと言ってくれる大人がいるとは思えませんし。

朝方火事騒動2010年04月10日

深夜や早朝であっても、
消防車や救急車のサイレンはちっともめずらしくないので、
それで目が覚めるということはありません。

ウ~~~~ウ~~~とか、
ピイ~ポオ~ピイ~ポオ~と鳴る音は、
やがてドップラー効果で遠ざかっていきますし。

ところが今朝はその音が、
プツンと近所で止まる気配。
うすぼんやりと目が覚め、
途切れるサイレンを聞くともなしに聞いていると、
突然、男性の怒鳴り声。
緊迫した声が続きます。

何?
今何時?

と時計を見ると午前4時33分。

そして次々と聞こえては途切れるサイレンに、
何台もの緊急車両が集合している様子がうかがえます。

火事?
近所?

と、ふらふらと立ち上がりベランダに出てみると、
隣のビルとの間にわずかに見える道路に、大きな消防車が止まっています。
サイレンは鳴っていないものの、赤色灯が回って緊迫感があります。

でも、火元がどこなのか見当がつきません。

外に出て様子を見たほうがいいのか、
カメ係を起こして避難する必要があるのか、
アタマの中でぐるぐるする一方、
眠くて。

眠くてまたお布団に入りたい気持ちが強く、結局そこに佇むばかり。

いつしか怒鳴り声は止んでいて、
回る赤色灯の向こうを自転車のおじさんが悠々と通っていくのが見え、
それで、ああなんだか大丈夫そう…と判断しました。

お布団にもぐりこんでじっとしていると、
やがて拡声器の声がくぐもって不明瞭ながら聞こえてきました。

結局、撤収するというような内容だったと理解しました。

そしてまた熟睡の布団の中。。。。


今朝の騒ぎ、
火事、じゃなくて、ボヤ?
それとも誤報だったのでしょうか?

真相はわからず。

というか、それって本当にあったことだったかなぁと、
今になると、ちょっと自信がありません。


カメ係は、そんな騒ぎはちっとも知らないと言うし、
今日も授業があるからそれどころじゃあないんダケド。
的冷淡的態度。

(*_*)

消防車や救急車が集合した気配はどこにも残っていません。

でも確かにいました。よね?

嵐のようにやってきて、
そよ風のように立ち去る緊急車両隊。
と隊員のみなさん。

お疲れさまでした。
おかげで市民の安全は守られました。

私だけが知っている朝方の騒動でした。

そしてやはり寝不足。。。
  今日はこれから長丁場の予定ですのに。

行きもせず戻りもならず2010年04月15日

お寒ぅございます。

なかなか春に、なりませんねぇ。
飛び越えて初夏にはなりますけど。

我が家の盆栽桜、
ようやっと開きはじめたと思っていたら、
そのまま凍結乾燥したかのように止まっています。
 写真は数日前の様子。
 今朝も他のつぼみは開かず。。


こんな天気に同調しているのか、
私も似たような感じです。

今、読んでいる本もなかなか読了に至らず。

停滞停滞。

本開いたはずなのに、気づくと眠っています。



棚上げしていた案件のひとつひとつを、
よいこらしょっと下ろして検討しはじめているのですが、
これが、一筋縄ではいかないものばかり。
だから、棚上げしていたんですけどねぇ。

3ヶ所に電話して問い合わせても結論が出ない!
こともあり…。

凹み凹み。 ヘコミヘコミ 

凹む凹む。 ヘコムヘコム

凹凹。    ボコボコ   

凸凸。    デコデコ 

………。

そして遊びに流れています。



刺激の強いことがあって、
混乱気味でもありました。

何度やっても初対面はあなどれません。

この週末にかけても、初対面が続く予定です。


エネルギーちゃあじぃぃぃぃいいいいいい!

したいです。

どなたか。。。