親友 心友・信友・真友・神友・辛友・針友 ― 2014年07月19日

『つながりを煽られる子どもたち
ネット依存といじめ問題を考える』
土井隆義 岩波ブックレット 2014/6 (写真)
煽っているのは誰でしょう。
引続いて、
ネット(SNS)について考えています。
それは、私自身が苦手だからです。
とはいえ、
便利なツールと知っているので一部利用しています。
でも、
ほんの上っ面な機能しか使えていません。
そこが私の限界。
と思っています。
それでも、
他のSNS利用者とのつながりを体験するので、
時々、
ん? と思うことがあります。
その利用者はたいがい若い人(おそらく、ですが)で、
中には、
そんな使い方をしていて大丈夫?
と、
親目線で心配になることもあります。
利用していないスマホのLINEについては、
もう全くわけがわかりませんでしたが、
一時、
カメ係が盛んにやりとりをしていた頃に、
あれこれ聞いて、
面倒がられつつも教えてもらいました。
そして、
それを便利に利用するには、
かなりスキルが必要だと思いましたが、
今はもう、
小学生から使っているんですってね。
すごいのね。
今の子たちは…。
と感心していたら、
あちらこちらでトラブルが生じているという話を聞くようになりました。
それがけっこう衝撃的で。
そんなトラブルの可能性があるものを、
子どもに与えて任せるなんて、
私はすんなりできただろうか。
と、思うようになりました。
同時に、
LINEを使わねば…と思ったことは一度もないけど、
フェイスブックは時々、
利用しているのか聞かれることがあるし、
やっていないというと驚かれたりもするし、
残念がられることもあるし、で、
何で?と思いつつ、
それはもう大人にとって必須なわけ?
と思うときもあって、
ほんと、
SNSはどうしたものか…と思っていたのです。
で、この本を読んでみました。
すると、
印象的な言葉にあふれていました。
「人間関係の常時接続化」
「つながり依存」
「つながり過剰症候群」
「人間関係の自由化」
「イツメン」
「そこらへん・なかまうち・サービス (SNS)」
「親友 心友・信友・真友・神友・辛友・針友」
「代替不安」
このほかにも、
なるほど…と思う言葉が、
知らなかった現状を教えてくれました。
そしてその社会的背景について、
丁寧に語られていると思いました。
特に、
もうずっと前から気になって気持ち悪いと感じていた、
「友だち親子」については、
「世代間ギャップの縮小」が挙げられ、
これまで、なんとなく感じていたことがずいぶん明確になりました。
「友だち親子」なんて、
親にも子にもいいことは一つもないと思っていたけど、
そうなってしまう背景を知ると、
じゃあどうしたらいいのか、
特に親の方が自覚して子どもと接しなきゃなぁと思います。
ほんと、
親(大人)の無自覚さは子どもの迷惑と思います。
そして、子どもの様子について語られてはいるけど、
それはそのまま、
大人の社会にも当てはまると思います。
今は、仕事上でもLINEは常識というし、
仕事外でも、趣味仲間や地域の集まり、
PTAでもLINEを使っていると聞きます。
それはきっと便利なんだろうけど、
私には面倒なものにしか思えません。
それが私の限界やし、
そうと自覚して、
使わずにすんでいる状況はラッキーと思います。
あの、PTA時代にLINEの強要があったら…と思うとゾワゾワします。
いや。
思いたくもありません。
ネット依存といじめ問題を考える』
土井隆義 岩波ブックレット 2014/6 (写真)
煽っているのは誰でしょう。
引続いて、
ネット(SNS)について考えています。
それは、私自身が苦手だからです。
とはいえ、
便利なツールと知っているので一部利用しています。
でも、
ほんの上っ面な機能しか使えていません。
そこが私の限界。
と思っています。
それでも、
他のSNS利用者とのつながりを体験するので、
時々、
ん? と思うことがあります。
その利用者はたいがい若い人(おそらく、ですが)で、
中には、
そんな使い方をしていて大丈夫?
と、
親目線で心配になることもあります。
利用していないスマホのLINEについては、
もう全くわけがわかりませんでしたが、
一時、
カメ係が盛んにやりとりをしていた頃に、
あれこれ聞いて、
面倒がられつつも教えてもらいました。
そして、
それを便利に利用するには、
かなりスキルが必要だと思いましたが、
今はもう、
小学生から使っているんですってね。
すごいのね。
今の子たちは…。
と感心していたら、
あちらこちらでトラブルが生じているという話を聞くようになりました。
それがけっこう衝撃的で。
そんなトラブルの可能性があるものを、
子どもに与えて任せるなんて、
私はすんなりできただろうか。
と、思うようになりました。
同時に、
LINEを使わねば…と思ったことは一度もないけど、
フェイスブックは時々、
利用しているのか聞かれることがあるし、
やっていないというと驚かれたりもするし、
残念がられることもあるし、で、
何で?と思いつつ、
それはもう大人にとって必須なわけ?
と思うときもあって、
ほんと、
SNSはどうしたものか…と思っていたのです。
で、この本を読んでみました。
すると、
印象的な言葉にあふれていました。
「人間関係の常時接続化」
「つながり依存」
「つながり過剰症候群」
「人間関係の自由化」
「イツメン」
「そこらへん・なかまうち・サービス (SNS)」
「親友 心友・信友・真友・神友・辛友・針友」
「代替不安」
このほかにも、
なるほど…と思う言葉が、
知らなかった現状を教えてくれました。
そしてその社会的背景について、
丁寧に語られていると思いました。
特に、
もうずっと前から気になって気持ち悪いと感じていた、
「友だち親子」については、
「世代間ギャップの縮小」が挙げられ、
これまで、なんとなく感じていたことがずいぶん明確になりました。
「友だち親子」なんて、
親にも子にもいいことは一つもないと思っていたけど、
そうなってしまう背景を知ると、
じゃあどうしたらいいのか、
特に親の方が自覚して子どもと接しなきゃなぁと思います。
ほんと、
親(大人)の無自覚さは子どもの迷惑と思います。
そして、子どもの様子について語られてはいるけど、
それはそのまま、
大人の社会にも当てはまると思います。
今は、仕事上でもLINEは常識というし、
仕事外でも、趣味仲間や地域の集まり、
PTAでもLINEを使っていると聞きます。
それはきっと便利なんだろうけど、
私には面倒なものにしか思えません。
それが私の限界やし、
そうと自覚して、
使わずにすんでいる状況はラッキーと思います。
あの、PTA時代にLINEの強要があったら…と思うとゾワゾワします。
いや。
思いたくもありません。
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