図書館はそれでも2007年04月25日

こそあどの森の物語⑨
 『あかりの木の魔法』 岡田淳 理論社 2007



岡田淳さんの人気シリーズ
 「こそあどの森の物語」 の新刊が出ました!

    『あかりの木の魔法』 (写真)


図書館で探してもきっと予約でいっぱいだろうと、
検索もせず、
しばらく様子をみようと思っていました。

ところが、
「新しく入った本」の棚にちょこんとあるのを発見!

えっ?だれも予約していないの? と思いつつ、
予約も順番待ちもなしで借りれてラッキ~♪ と、
さっそく貸し出しカウンターへ。


新しいシステムが導入されてから、
貸し出し手続き終了時に、
ZiZiZiZiZi・・・・という音を鳴らして、
小型プリンターからレシートのような紙が出てくるようになりました。

そこには、
今回借りた本を含め、
貸し出し中の本の全タイトルと返却日がプリントされており、
私のように、
複数の返却日のある本を抱えている者にはとても便利。     

どれどれ、貸し出し状況はどんな具合かしら と、
渡された紙を見ると、
「予」 という文字が『あかりの木の魔法』の返却日の横に。

これは? と図書館員に訊ねると、
次に予約待ちの人がいるという表示。
ですから、
貸し出しの延長はできません。

ふぅ~ん。

でも、この本はそこの新刊棚にあったんだよね。


図書館が蔵書する前に本を予約しているのに、
その情報をすり抜けて、
本が棚に並んでいることは以前からあり、
予約を取り消し、棚にある本を借りたことが何度もあります。

なぜ、こうなるのかと聞いたら、
別の図書館が先に蔵書登録した場合に、
その本が予約者に渡されるため、
こちらへ回されてくる間に、
ここに入った本が先に棚に出されるからという返事。

でも、
今回はどうなんでしょう。


ネットワークシステムは、
以前よりグッと新しく便利になっているはずなのに、
予約者がありながらスルーして、
予約せずの人(私)が先に借りてしまうなんて、
基本的サービスの欠落なのでは???

予約している人への、
ウシロメタサをやや感じつつお持ち帰り。

あいかわらずの面白さと読みやすさにサクサク読了。

明日、出かける前にさっさと返却いたします~。

予約中のどこのどなたか知りませんが、
もうしばらくお待ちくださいませ。

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