ごきげんさん

撮影：カメ係　20070912


今日はぼんやりしていました。

ぼんやりしていると、
おなかがすきますね。


その人の言葉に頷かず、
私の希望を言葉にしたとき、
「ショックで一晩眠れなかった」と言われ、
「いっそ、一人でやったほうがいいかもしれないと思った…」と、
涙ぐまれたことがあります。

その人はそうやって私をコントロールしようとしている。
そう感じたその時点で辞めておけばよかったのですが、
辞めなかったので、
私が好んで、
その場に居続けていると思われたようでした。

だから、その人にとってはとても突然のことだったと思います。

私が辞めると伝えたとき、
一度は私が提案した日に辞めることを認めてくれたのですが、
直後に、
「今日でもう辞めてください」と言われました。

その人は、
私の希望や意見や考えや、
私の存在そのものを否定することで、
私との関係をコントロールしようとしていると感じていましたから、
その言葉は予想通りでした。


なんだかぼんやりします。
ぼんやりしていると眠くなります。


その日、その人を最後に見たときは泣き顔でした。
やっぱり泣くんだ…と思いました。

その人の泣き顔は、もう何度も見ています。

その涙は、
私にではない別の人にむけられていると感じていましたが、
その人に気付いてもらう術はありませんでした。

もしかしたら、
その人にとってはコントロールではなく、
自己防衛だったのかもしれません。

相手に否定される前に相手を否定し、
自分が傷つかないように予防線を張りめぐらしていたのかもしれません。


もう、秋ですか？

おなかがすくのも眠くなるのも、
この物悲しさも秋のせいにしたくなります。