あらためて考えてみました ― 2009年06月09日
前回のブログで、
> ただし、絵本=子どもの本 と思っているわけではありません。
と書きましたが、これは、基本的に「絵本=子どもの本」と思っていることから出てきたことば、だと、思います。(あらためて考えてみました)
けれども、私が「絵本」を発見したきっかけが、「絵本って、大人でも楽しめるんだ!」という驚きと感動に震えた一冊の絵本(というか「画本」)との出会いでしたので、(それは20歳の学生のときで、松江市殿町の今井書店本店2階、児童書コーナーの棚の前でした)その後はずっと、大人が読む絵本についても考えてきました。
絵本には、大人が読んでも面白いものがあるんですよ!と、紹介してきました。
子どもと一緒に読んで楽しむ、その楽しみ方とは別に、大人が自分の楽しみで絵本を手にするのもいいんじゃない?絵本にはそんな可能性もありますよ!と。
でも、ここ数年は、絵本をめぐる状況に、困惑することが多くなりました。
大人も絵本を楽しみましょう!とテレビ・新聞・雑誌などで絵本が盛んに紹介されるようになるなか、次々と出版される絵本に疑問を持つことが多くなったのです。
「絵本=子どもの本」とは思えない絵本が増え、子どもに絵本を手渡す側(紹介者・販売者)にいる私は、要注意!と意識して絵本をセレクトしたり薦めるよう心掛けるようになりました。
もともと「絵本=子どもの本」と思っていない人はいるし、出版社も編集者も作家も、そこにこだわらず「面白い絵本」を作ろうとしていることもわかってきました。
それって、どうなの?とずっと疑問と困惑と混乱を抱えていたんですが、つい最近、というか、前回のブログを書いた7日、ある人と話すうちに、答えが見えてきました。
でも、まだうまくことばにできません。
なので「只今考察中」なのです。
が、
「絵本は問題でない」ということは見えています。
じゃあ何が問題?といえば、
「大人が問題」となり、
これは、私がずっと抱えてきた問題と一緒のことやん!と、見えてきたのです。
そしてあらためて考えてみると、
子どもは子ども。
のはずですし、
大人は大人。
のはず。
なのにそうといいきれない。(私も含めて)
ことの考察中、といえると思います。
ずっと抱えていた絵本への疑問が、するすると消えていきました。
楽になりました。
絵本をもっと楽しめそうです。
どうもありがとうございます。 <(_ _)>
> ただし、絵本=子どもの本 と思っているわけではありません。
と書きましたが、これは、基本的に「絵本=子どもの本」と思っていることから出てきたことば、だと、思います。(あらためて考えてみました)
けれども、私が「絵本」を発見したきっかけが、「絵本って、大人でも楽しめるんだ!」という驚きと感動に震えた一冊の絵本(というか「画本」)との出会いでしたので、(それは20歳の学生のときで、松江市殿町の今井書店本店2階、児童書コーナーの棚の前でした)その後はずっと、大人が読む絵本についても考えてきました。
絵本には、大人が読んでも面白いものがあるんですよ!と、紹介してきました。
子どもと一緒に読んで楽しむ、その楽しみ方とは別に、大人が自分の楽しみで絵本を手にするのもいいんじゃない?絵本にはそんな可能性もありますよ!と。
でも、ここ数年は、絵本をめぐる状況に、困惑することが多くなりました。
大人も絵本を楽しみましょう!とテレビ・新聞・雑誌などで絵本が盛んに紹介されるようになるなか、次々と出版される絵本に疑問を持つことが多くなったのです。
「絵本=子どもの本」とは思えない絵本が増え、子どもに絵本を手渡す側(紹介者・販売者)にいる私は、要注意!と意識して絵本をセレクトしたり薦めるよう心掛けるようになりました。
もともと「絵本=子どもの本」と思っていない人はいるし、出版社も編集者も作家も、そこにこだわらず「面白い絵本」を作ろうとしていることもわかってきました。
それって、どうなの?とずっと疑問と困惑と混乱を抱えていたんですが、つい最近、というか、前回のブログを書いた7日、ある人と話すうちに、答えが見えてきました。
でも、まだうまくことばにできません。
なので「只今考察中」なのです。
が、
「絵本は問題でない」ということは見えています。
じゃあ何が問題?といえば、
「大人が問題」となり、
これは、私がずっと抱えてきた問題と一緒のことやん!と、見えてきたのです。
そしてあらためて考えてみると、
子どもは子ども。
のはずですし、
大人は大人。
のはず。
なのにそうといいきれない。(私も含めて)
ことの考察中、といえると思います。
ずっと抱えていた絵本への疑問が、するすると消えていきました。
楽になりました。
絵本をもっと楽しめそうです。
どうもありがとうございます。 <(_ _)>
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