ごきげんさん

西友で買ったキャベツ。
一玉148円。
傷んでいる上の葉を数枚はずしていたとき、
左手ヒトサシユビの先がヌルっとしたような気がしたものの、気にせず。
はずした葉を捨てようと集めていたところで、目があってしまいました。

え～っと、これは、、、ナメクジ！

うっ、ぉおおおお～～～！

って、さっきのヌルっは、これを触ったの？触ったのね。

ひっ、ぇええええ～～～！！

ナメクジ対応より、指先に残るヌルヌルを石鹸で洗い落とすのが先！と、う～～～っとか、わぁああああ！とか叫びながら手洗いをしていると、
台所の異変に気づいたカメ係が出てきたので、
「それ、それ！それをどうにかしてくれる？」
「それって何」
「何って、それよ、それ！」

ちょっと目を離したすきに、ナメクジは移動していたようで、まな板から落ちたところでネットリ横たわっていました。

何があるのかわからないまま、いきなりナメクジを見つけたカメ係、そこそこいい発声で「おお～！」っと声をあげ、けれども余裕で「ひさしぶり～」と挨拶。

そう、ね。
ひさしぶり。ね。

東京に来る前は、庭付き一戸建て暮らし。
ひととおりの「庭先の虫」とも深いお付き合いをしていました。
その、もひとつ昔は、農家の娘。
畑を耕す鍬で、ミミズをぶった切ったりもしていました。
　（たまたま、鍬を入れたところにミミズがいたんですよ）

そう思えば、ナメクジぐらい…。

でも、まさかいるとは思わないところで出合うと、驚くでしょ。
西友で買ったキャベツにナメクジがいるなんて、ねぇ。
包丁で切らなくてよかったよぉ～。
触ってしまった、けど…。

さて、このナメクジをどうするかで意見が分かれ、
じゃあ、ということで、カメ係に引き取ってもらうことに。
引き渡し前に記念撮影。
で、また、ひともんちゃく。

ああ、もう。なんでもかんでも仲良く共同作業とはいかず。
「庭先の虫」と遊んだ頃はかわいかったのに～。とは言わず。
撮影後のナメクジの行方も聞かず。

ナメクジがいなくなれば、何事もなかったかのような台所。

でも、写真は撮れていましたので、ご報告。

そちらは、いかがですか？
雷、鳴りましたか？