北風に油断禁物 ― 2010年02月08日
この一週間、冷え冷えの日々でした。
日陰の雪はとけきらず。
それでも昨日は、
気温が上がるという天気予報に気をゆるし、
ややお気楽気分でりとるの店番へとでかけましたら、
かぁなり強めの北風ゴーゴー。
途中でビル風に負けて前に進めず。
もしかすると…と思ったとおり、
りとる前の上水辺りは強風の通り道となっていて、
店前に並べた商品が飛んでいってしまうほど。
キャスター付きの看板も、風に押されて移動してしまいます。
ストッパーをかけていると、
最悪倒れて破損する場合もあるから要注意なのです。
でも、こんな荒れた天気にも慣れました。
外の様子をみながら店前に並べる商品をとっかえひっかえ。
看板は、風に押されない向きにしておきます。
そうすると、看板が見えにくくなってしまうのですが、
こんな北風びうびうの日に、わざわざ来る人もいないでしょうから…。
と、油断。
実際、ぽつりぽつりと店に来る人たちも、
本を探すというよりは、体を温めるための小休止といった様子。
そんななか「絵本がたくさんあって迷いますね」と声をかけてくれた人がいました。
お孫さんへの絵本を探しているといいます。
今度、小学1年生になる男の子。
入学のお祝いかしら?と、それようの絵本をだだだだだ~と思い浮かべましたら、
「入院したんです」と続きました。
お見舞いに絵本を持っていきたいと。
夜は家族の付き添いができないから、一人で読めるものを。
その後、もう少し詳しい様子を聞いて、
一人、病院のベッドで過ごす男の子の姿を思い浮かべながら、
どんな絵本だったら気に入って開いてくれるだろうかと考えました。
考えながら棚を探します。
店にある絵本の中から、これは!と思えるものを探し出すのです。
そして簡単に内容を説明しながら渡します。
その、渡した絵本を見ながらつぶやかれる言葉をヒントに、さらに絵本を探します。
車、好きですねぇ。
文字はまだそんなに読めないし…。
これは持つのにちょっと大きいかしら。
足を固定してあるから動けないんです。
そして8冊めに渡した絵本を見て、表情が変わりました。
これは、面白いですねぇ!
これがいいかしら。ねぇ。
これだったら一人で眺めてても楽しいわね。。。
そんなこんなのあれやこれやのやりとりの合間に、
お孫さんが入院された状況なども聞きました。
絵本をプレゼント包装している間にも話は続きます。
そして、
「看板が見えなかったから今日はお休みかしらと思ったんですよ。開いていてよかったわ」と。
ああ!
ありがたいやら、油断していて申し訳ないやら。
それでなくても苦戦するプレゼント包装に一段と力が入ってしまいました。
外はまだまだ北風ゴーゴー。そしてびうびう。
どうぞお大事にと見送りながら、
あの絵本、気に入ってくれるといいなぁと思いました。
絵本選びにも、油断は禁物とあらためて。
日陰の雪はとけきらず。
それでも昨日は、
気温が上がるという天気予報に気をゆるし、
ややお気楽気分でりとるの店番へとでかけましたら、
かぁなり強めの北風ゴーゴー。
途中でビル風に負けて前に進めず。
もしかすると…と思ったとおり、
りとる前の上水辺りは強風の通り道となっていて、
店前に並べた商品が飛んでいってしまうほど。
キャスター付きの看板も、風に押されて移動してしまいます。
ストッパーをかけていると、
最悪倒れて破損する場合もあるから要注意なのです。
でも、こんな荒れた天気にも慣れました。
外の様子をみながら店前に並べる商品をとっかえひっかえ。
看板は、風に押されない向きにしておきます。
そうすると、看板が見えにくくなってしまうのですが、
こんな北風びうびうの日に、わざわざ来る人もいないでしょうから…。
と、油断。
実際、ぽつりぽつりと店に来る人たちも、
本を探すというよりは、体を温めるための小休止といった様子。
そんななか「絵本がたくさんあって迷いますね」と声をかけてくれた人がいました。
お孫さんへの絵本を探しているといいます。
今度、小学1年生になる男の子。
入学のお祝いかしら?と、それようの絵本をだだだだだ~と思い浮かべましたら、
「入院したんです」と続きました。
お見舞いに絵本を持っていきたいと。
夜は家族の付き添いができないから、一人で読めるものを。
その後、もう少し詳しい様子を聞いて、
一人、病院のベッドで過ごす男の子の姿を思い浮かべながら、
どんな絵本だったら気に入って開いてくれるだろうかと考えました。
考えながら棚を探します。
店にある絵本の中から、これは!と思えるものを探し出すのです。
そして簡単に内容を説明しながら渡します。
その、渡した絵本を見ながらつぶやかれる言葉をヒントに、さらに絵本を探します。
車、好きですねぇ。
文字はまだそんなに読めないし…。
これは持つのにちょっと大きいかしら。
足を固定してあるから動けないんです。
そして8冊めに渡した絵本を見て、表情が変わりました。
これは、面白いですねぇ!
これがいいかしら。ねぇ。
これだったら一人で眺めてても楽しいわね。。。
そんなこんなのあれやこれやのやりとりの合間に、
お孫さんが入院された状況なども聞きました。
絵本をプレゼント包装している間にも話は続きます。
そして、
「看板が見えなかったから今日はお休みかしらと思ったんですよ。開いていてよかったわ」と。
ああ!
ありがたいやら、油断していて申し訳ないやら。
それでなくても苦戦するプレゼント包装に一段と力が入ってしまいました。
外はまだまだ北風ゴーゴー。そしてびうびう。
どうぞお大事にと見送りながら、
あの絵本、気に入ってくれるといいなぁと思いました。
絵本選びにも、油断は禁物とあらためて。
コメント
_ seiji ― 2010年02月10日 02:23
_ ながみ ― 2010年02月10日 11:16
seiji さま
なんだかフクザツな絵本のリクエスト…と思いましたが、
実は案外、シンプルな絵本なのかもしれません。
って、ついつい考えてしまいます。
油断、できませんね~。(^_^;)
なんだかフクザツな絵本のリクエスト…と思いましたが、
実は案外、シンプルな絵本なのかもしれません。
って、ついつい考えてしまいます。
油断、できませんね~。(^_^;)
_ seiji ― 2010年02月11日 04:17
油断しないと、子どもの心は見えないかも・・・
油断していることさえ気付かないくらいに油断しないと・・・・(笑)
油断していることさえ気付かないくらいに油断しないと・・・・(笑)
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私がその入院中の子どもなら、とことん現実から離れた内容の絵本がいいかな・・
現実から離れていながら、現実の自分の身の回りを意識してしまうような、
そういう絵本がいいかな・・・
このまま入院していた方が幸せかな、なんて思えるくらい、絵本の世界に入り
こめるような、そういう幻想的な、でも現実を交えながら夢見てしまうような、
そういう絵本がいいかな・・・・
ああ、私もその入院中の子どもになりたい!(笑)
良い話を、ありがとうございました。