原画と新作 二人展2011年10月31日

昨日から始まりました。

 貝原浩・小林敏也「ふたつの景」 (写真)
  10/30(日) 11/3(祝) 11/6(日) 11/13(日) 11/20(日) 11/23(祝)
    午後1時~午後6時
      パピエ・コレ (青梅市柚木町)


貝原浩さんの画文集『風しもの村 チェルノブイリ・スケッチ』の原画数点。
と、
小林敏也さんの新作版画。
の、展示。です。

『風しもの村』の原画は、
観に行ける限り観に出かけようと思っているのですが、
なかなかそうもいかず。
でも昨日は、秋の青梅へ出かけることができました。

パピエ・コレ

初めて行ったギャラリーです。
片道1時間半かけて行く甲斐のある素敵なギャラリーでした。
(電車の待ち合わせによっては2時間かかる場合もありますが…)
あいにく雨の心配もある曇り空で、
ときどきぽつりぽつりと雨が落ちたりもしましたが、
折畳傘を広げることなく、
思っていたほど寒くもなく、
穏やかな晩秋の日曜日を過ごすことができました。

ギャラリーでは、
お久しぶりに再会できた人もいました。



貝原さんの原画は、観るたびに衝撃を受けます。
何度観ても、足りることはないと思います。

今回展示されている原画の中には、
「石棺」と名付けられたチェルノブイリ原発4号炉のスケッチ(1992年5月)があり、
そこに記されている言葉が、
あらためて私を撃ちました。

 “次代がまだあると考えるなら、
  原発の起した惨事が、
  決して他人事でなく、
  まさしく、
  日常に隣あわせにひそむ私達共通の悲劇です。”


画文集もそうですが、
原画を、ぜひ、観てもらいたいです。
若い人たちに、も、もっと。
もっと。
もっと。
  

そして小林敏也さんの版画も!
新作ですよ。

嬉しかった!です。