思うこと ― 2018年05月08日
退院してしばらくしたとき、
これ全部私のだから…と渡された書類の束がありました。
それは救急搬送された病院からもらった各種用紙で、
「救命救急センターのご案内」
「入院手続きについて」
「手術を受けられる(名前)様へ」
などとあれこれまとまっている紙の束でした。
その束の厚さに驚きながらも、
渡されたときに、
一度は見ていたはずでしたが、
覚えていません。
でも最近、
当事者さんの自己紹介を聞いていると、
脳のどの部分が…とか具体的で、
そうなのか…と思いながら、
同時に、
私はどうだっただろう…と思うようになりました。
はじめは、次の診察時に医師に聞こう…と思っていました。
でも、持っている書類のことを思い出し、
そこに診断書とかあるかもしれない…と思うようになりました。
でも思っても、すぐにまた忘れてしまいます。
それで、
ようやっと数日前にその紙の束を見たのでした。
すると「病状説明書」という紙をみつけました。
私が救急車で運ばれた日付で、
運ばれていった病院での最初の説明用紙なんだと思いました。
説明を受けたのは息子で、用紙の署名欄に名前が書いてありました。
病名は知っているので驚きませんでしたが、
“5段階の内4段階目の重症度です(5段階が最重症)”とあり、
いまさらですがまた驚きました。
驚きながら、でも、いつかどこかで聞いたような気もする…と思いました。
このことを、先日会った息子に話したら、
「紙には4と書いてあったけど、実際は5と思われる所もあって、自分は4.5と聞いた。5だったら手術はしないって。会わせたい人をよぶだけだった…」という返事でした。
それを聞きながら、そのことは前にも聞いたなぁ…。
と思いました。
それって前にも話してくれたよね。
と聞くと、うなずきます。
そうかそいういうことだったのか…と思います。
病気のことも自分のことも、
聞いても忘れてしまっています。
でも今は覚えていられるようにもなっています。
少しずつですけど…。
その「病状説明書」には続きがあって、
“非常に重症ですので、手術後に意識障害や麻痺等の重度の後遺症が予想されます。”
“まずは、手術を行い、それ以降の経過は順を追ってお話ししていく予定です”
今読んでも怖くなります。
そして後遺症がほとんどない様子の今の状態まで回復していることが、
不思議で、
そして、
すごくありがたいことだと感じています。
当時私は意識がなかったので、
覚えていません。
わかりません。
でも、今はちょっとですがわかってきました。
私は私のことも、
大事にして、
生きていこうと、
これもまたいまさらに、
ですが、
思っています。
これ全部私のだから…と渡された書類の束がありました。
それは救急搬送された病院からもらった各種用紙で、
「救命救急センターのご案内」
「入院手続きについて」
「手術を受けられる(名前)様へ」
などとあれこれまとまっている紙の束でした。
その束の厚さに驚きながらも、
渡されたときに、
一度は見ていたはずでしたが、
覚えていません。
でも最近、
当事者さんの自己紹介を聞いていると、
脳のどの部分が…とか具体的で、
そうなのか…と思いながら、
同時に、
私はどうだっただろう…と思うようになりました。
はじめは、次の診察時に医師に聞こう…と思っていました。
でも、持っている書類のことを思い出し、
そこに診断書とかあるかもしれない…と思うようになりました。
でも思っても、すぐにまた忘れてしまいます。
それで、
ようやっと数日前にその紙の束を見たのでした。
すると「病状説明書」という紙をみつけました。
私が救急車で運ばれた日付で、
運ばれていった病院での最初の説明用紙なんだと思いました。
説明を受けたのは息子で、用紙の署名欄に名前が書いてありました。
病名は知っているので驚きませんでしたが、
“5段階の内4段階目の重症度です(5段階が最重症)”とあり、
いまさらですがまた驚きました。
驚きながら、でも、いつかどこかで聞いたような気もする…と思いました。
このことを、先日会った息子に話したら、
「紙には4と書いてあったけど、実際は5と思われる所もあって、自分は4.5と聞いた。5だったら手術はしないって。会わせたい人をよぶだけだった…」という返事でした。
それを聞きながら、そのことは前にも聞いたなぁ…。
と思いました。
それって前にも話してくれたよね。
と聞くと、うなずきます。
そうかそいういうことだったのか…と思います。
病気のことも自分のことも、
聞いても忘れてしまっています。
でも今は覚えていられるようにもなっています。
少しずつですけど…。
その「病状説明書」には続きがあって、
“非常に重症ですので、手術後に意識障害や麻痺等の重度の後遺症が予想されます。”
“まずは、手術を行い、それ以降の経過は順を追ってお話ししていく予定です”
今読んでも怖くなります。
そして後遺症がほとんどない様子の今の状態まで回復していることが、
不思議で、
そして、
すごくありがたいことだと感じています。
当時私は意識がなかったので、
覚えていません。
わかりません。
でも、今はちょっとですがわかってきました。
私は私のことも、
大事にして、
生きていこうと、
これもまたいまさらに、
ですが、
思っています。
変更しました ― 2018年05月08日
タイトルを、
「ふきげんさん」から「ごきげんさん」へ変えました。
不機嫌の理由を話したことはありましたっけ?
でもそれはちょっと長いのでまたいつか…。
で、それを思うと、
今もまだ不機嫌ではあるけれど、
もう、いいかな…と思いました。
それより、
生きてここにいて、
ブログを更新できていることに感謝したいなぁ…と思うのです。
ほんとうに、
ちょっとずつちょっとずつ、
考えて向き合っている状況です。
「ふきげんさん」から「ごきげんさん」へ変えました。
不機嫌の理由を話したことはありましたっけ?
でもそれはちょっと長いのでまたいつか…。
で、それを思うと、
今もまだ不機嫌ではあるけれど、
もう、いいかな…と思いました。
それより、
生きてここにいて、
ブログを更新できていることに感謝したいなぁ…と思うのです。
ほんとうに、
ちょっとずつちょっとずつ、
考えて向き合っている状況です。
思い出せません ― 2018年05月30日
あいかわらず、ぼやっとした日を過ごしています。
…でもちょっと前とは違ってきているのかもしれません。
自分のことがわかってきている感じがあるのです。
私に何が起きて、
それでどうしてこういう生活になっているかって。
記憶はないし、
実感も、
ありません。
でも、
前のような、
もやがかかった、
わけのわからないような状況ではないようになってきました。
不安定な状況、
ではなくなってきた…。
という感じが、少しですけどするのです。
知ったことを、覚えていられるのはいいですね。
でも…、
忘れることはたくさんあります。
過去の出来事。
これから先の予定。
覚えていられないとわかるから、
工夫をしています。
だけどほんとうにすごく覚えられないのが、
新しく出会った人の名前です。
これはもう…ほんとうに申し訳ないのですが、
覚えられません。
だからよく名前を聞きます。
みなさん優しくて、すぐに教えてくださいます。
それでも覚えられないこともあって、
会うたびに聞くことがあるほどです。
先日は「お名前なんでしたっけ?」と聞いたら、
「私の名前忘れたの?いやだわぁ」と言われてしまいました。
笑顔で言われたから、
その人の機嫌を悪くしたわけではない…と思いましたが、
でも驚きました。
それでびっくりしていたら、
「この前一緒にお酒を飲んだのに~」と言われ、
それでますます???となってしまいました。
この人とお酒を飲んだっけ?と思うばかりでした。
名前を教えてもらううちに気づいたのは、
他のみなさんと一緒に大勢で夕食をとったときにいたんだ…ということでした。
でも、いつどこでどのお店で…となるとわかりません。
だけどそこでたぶん一緒だったんだな…と思うばかりです。
そして、
今またその人の名前を忘れています。
その人は当事者さんじゃなくて、
障害のある人が作業する場のスタッフさんです。
その人に会うのは何度目でしたっけ。
何度会っても覚えられない人がいるのです。
それはもうどうしようもありません。
ごめんなさい。
メモ帳に名前を書いているから見ればわかります。
時々見直して、
名前を思い出そうとしています。。。
…でもちょっと前とは違ってきているのかもしれません。
自分のことがわかってきている感じがあるのです。
私に何が起きて、
それでどうしてこういう生活になっているかって。
記憶はないし、
実感も、
ありません。
でも、
前のような、
もやがかかった、
わけのわからないような状況ではないようになってきました。
不安定な状況、
ではなくなってきた…。
という感じが、少しですけどするのです。
知ったことを、覚えていられるのはいいですね。
でも…、
忘れることはたくさんあります。
過去の出来事。
これから先の予定。
覚えていられないとわかるから、
工夫をしています。
だけどほんとうにすごく覚えられないのが、
新しく出会った人の名前です。
これはもう…ほんとうに申し訳ないのですが、
覚えられません。
だからよく名前を聞きます。
みなさん優しくて、すぐに教えてくださいます。
それでも覚えられないこともあって、
会うたびに聞くことがあるほどです。
先日は「お名前なんでしたっけ?」と聞いたら、
「私の名前忘れたの?いやだわぁ」と言われてしまいました。
笑顔で言われたから、
その人の機嫌を悪くしたわけではない…と思いましたが、
でも驚きました。
それでびっくりしていたら、
「この前一緒にお酒を飲んだのに~」と言われ、
それでますます???となってしまいました。
この人とお酒を飲んだっけ?と思うばかりでした。
名前を教えてもらううちに気づいたのは、
他のみなさんと一緒に大勢で夕食をとったときにいたんだ…ということでした。
でも、いつどこでどのお店で…となるとわかりません。
だけどそこでたぶん一緒だったんだな…と思うばかりです。
そして、
今またその人の名前を忘れています。
その人は当事者さんじゃなくて、
障害のある人が作業する場のスタッフさんです。
その人に会うのは何度目でしたっけ。
何度会っても覚えられない人がいるのです。
それはもうどうしようもありません。
ごめんなさい。
メモ帳に名前を書いているから見ればわかります。
時々見直して、
名前を思い出そうとしています。。。
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