ごきげんさん

写真左:『夜のもひとつ向うに　菅原克己の風景』　2005
写真右:『朝の挨拶　菅原克己の風景』　2007
　　ともに　内田かずひろ　保光敏将　山川直人
写真中:「～菅原さんと渡さんと僕ら
　　　　　　　　硝子暖簾をくぐると…　
　　　　　　　　　４人の作家が描く菅原克己と高田渡の世界～」
　　　　内田かずひろ　山川直人　保光敏将　シバ
　　　　　　　　　ギャラリー無寸草とづづ　（～１５日）

荻窪駅に向かう前にギャラリー街道へ行って、
　「大西みつぐ写真展　東京 密やかな町」（８日終了）を見ました。　
いただいた案内状の写真にひかれ、ふらふらと写真の前に佇んでしまったら、目の前の景色の中にいるような感覚になり立ち去れず。約束の時間ぎりぎりまでいて、ギャラリー内ショップ由古堂さんにご挨拶。急ぎ足で駅の改札にスイカをかざすと残高不足でハイレズ。
あらまぁ。
これまで残高を気にせずにいたことはなく、いつも早めのチャージでしっかり者だった私が…。と、いつもなら反省モードだけれども…。あれあれあれ～と気にせず１０００円チャージしてJR中央線乗車。
吉祥寺で京王井の頭線に乗り換え渋谷へ。そこから地下鉄銀座線で表参道へ。
HB Gallery 「南椌椌個展 愉しみの黒い絵」（～１１日）では椌椌さんにお目にかかりご挨拶。
椌椌さんの作品には出会うたびにハマっていく自分を感じます。どの作品ともじっくり会話したくなるんですよ…。チャンスがあればテラコッタ作品を側に置きたい！と自分に誓った私。
クレヨンハウスに立ち寄り地下鉄千代田線で代々木上原。小田急小田原線に乗換え下北沢へ。
本日のメインイベント・ギャラリー無寸草とづづでのトークショーを聞きました。
私に「朝の挨拶」（写真）で菅原克己を教えてくれた３人の作家さんのお話し会です。最初は最後尾あたりの席でこっそり聞いていようと思いましたのに、次々とお客さまが増え、使えるものはなんでも使って椅子にして、隙間なく席が設けられ、作家さん３人と進行の吉上恭太さんの４人の椅子もお客さまに渡し立ったままでの進行となり、あれよあれよと私は最前列の席に座ることになってしうほどの大盛況。
ずっと見上げてお顔を拝見してばかりなのもなんなので、なんとなくうつむいてお話を聞きながら、吉上さんの声ってすてき…。保光さんのスニーカーおしゃれ…。など思いつつ、楽しく心地よい時間を過ごさせていただきました。
表現する人はカッコイイ。と、あらためて思いました。
自分を表現する。
言葉でも絵でも音楽でも。
行動でもまなざしで、でも。
自分を表し伝える。そのことから逃げない。
そこからはね返ってくるものから逃げない。
受けとることから逃げない。
そんな人はカッコイイ。
カッコイイ人は好き。
そんなこと思いながら、気づけばまだ間に合う？と、会場近くの木旺館へ。「おざきえみ ～ともだちへ～おてがみ展」（～１６日）を見ました。
かわいいアンティーク雑貨やさんの奥のケースの中に、これまたかわいい～！としかいいようのない小さな作品たちが並んでいて、なんだかすっかりどこかへ捨ててしまったカワイイオトメな私がフツフツと浮かび上がってきてしまったようでした。

そんなこんなでめいっぱいな気分で下北沢をうろうろし、京王井の頭線で吉祥寺へ戻り、JR中央線で荻窪着。今夜は早く帰ったわよ～とスイカをかざしたら残金不足でデレズ…。
あれあれあれ～。

さて問題です。
この日、何軒のお店でどれだけお酒を飲んだでしょう～。
…私も、わかりません。　えっへん！