カメ係、期末試験に突入ス ― 2008年07月01日
昨年度まで前期・後期の二期制だったカメ係の学校は、今年度からなじみのある三期制に戻りました。
試験的に二期制を導入してみたけど、どうもやっぱり三期制の方がいいんちゃう?ということになったようです。
というわけで、今日から1学期の期末試験が始まりました。
お弁当がいらないので、朝はのんびり。
体調が良くないので、助かる~と思って気がゆるんだのか、なんだかトリハダ的な寒さを感じ、ソファでタオルケットにくるまって横になり、えええ?熱出る?風邪ひく?…と思っていたらカメ係帰宅。
えっ?もう夕方?あっ、ちゃう!試験だからお昼前だ…。
気づかぬうちに2時間近くうたた寝していたようでした。
寒いと思ったのは発熱前だからじゃなくて、部屋の風通りがよく、涼しかったからだとわかりました。
足先が冷えるほどで、なんだか、7月じゃないみたい…。
夢、みてたような気がする…と、ぼーっとしていると、
「腹減ったし~眠いし~」の声が。
あっ、お昼ごはんね。
このところ、夕ごはんは別々の日がほとんど。
お昼は一緒にと思えど、食欲出ず。
カメ係のぶんだけ作って私はバナナ1本。
ふぅ~。
なんかやることあったような気がする…と思いながら買い出し。外も風が涼しく、素足でサンダルの足元に冷えを感じるほど。これは私の体調のせいかしら?と思いつつ帰ると、カメ係は昼寝中。
一眠りしてから出かけるというので、今夜もごはんは別々。
なんだったっけ。
夢に誰かが出てきたような気がする…。することあったような気がする…と思いながらPCを立ち上げ、トランプゲームに逃避しつつのろのろ作業…。
ひととおり作業が終わり、そろそろ夕食の下ごしらえを始めようかな…と、PCをシャットダウンしようとして、思い出しました!
はぁ~。
本の定期便の発送するんでしたのに、すっかり忘れて…。
今日から7月でした。7月便を発送しなければ…。
で。作業せずにブログを書いている私…。
ごめんなさい~。
明日やります~。
お待ちくださいませ…。 <(_ _)>
夕方になってますます足元が冷えます。
カメ係は今週いっぱい試験です。
試験的に二期制を導入してみたけど、どうもやっぱり三期制の方がいいんちゃう?ということになったようです。
というわけで、今日から1学期の期末試験が始まりました。
お弁当がいらないので、朝はのんびり。
体調が良くないので、助かる~と思って気がゆるんだのか、なんだかトリハダ的な寒さを感じ、ソファでタオルケットにくるまって横になり、えええ?熱出る?風邪ひく?…と思っていたらカメ係帰宅。
えっ?もう夕方?あっ、ちゃう!試験だからお昼前だ…。
気づかぬうちに2時間近くうたた寝していたようでした。
寒いと思ったのは発熱前だからじゃなくて、部屋の風通りがよく、涼しかったからだとわかりました。
足先が冷えるほどで、なんだか、7月じゃないみたい…。
夢、みてたような気がする…と、ぼーっとしていると、
「腹減ったし~眠いし~」の声が。
あっ、お昼ごはんね。
このところ、夕ごはんは別々の日がほとんど。
お昼は一緒にと思えど、食欲出ず。
カメ係のぶんだけ作って私はバナナ1本。
ふぅ~。
なんかやることあったような気がする…と思いながら買い出し。外も風が涼しく、素足でサンダルの足元に冷えを感じるほど。これは私の体調のせいかしら?と思いつつ帰ると、カメ係は昼寝中。
一眠りしてから出かけるというので、今夜もごはんは別々。
なんだったっけ。
夢に誰かが出てきたような気がする…。することあったような気がする…と思いながらPCを立ち上げ、トランプゲームに逃避しつつのろのろ作業…。
ひととおり作業が終わり、そろそろ夕食の下ごしらえを始めようかな…と、PCをシャットダウンしようとして、思い出しました!
はぁ~。
本の定期便の発送するんでしたのに、すっかり忘れて…。
今日から7月でした。7月便を発送しなければ…。
で。作業せずにブログを書いている私…。
ごめんなさい~。
明日やります~。
お待ちくださいませ…。 <(_ _)>
夕方になってますます足元が冷えます。
カメ係は今週いっぱい試験です。
にんにくにくにく ― 2008年07月03日

料理大好き♡
食べるの大好き♡♡
…と言う人を前にすると黙ってしまう私。
飲み屋にいて、出てきた料理のレシピや、今度家で作ってみる~♡という会話には参加できない私。
食べるのは好き。やけども、それより、誰と一緒に食べているかを意識する。かな。
作ってもらった料理は、ただおいしぃ~と言って食べるのがラク。
それだけでケッコウ…。
料理も、しなくはないし。実際、ほぼ毎日してるし。それをほぼ毎日食べてくれているカメ係はそこそこデカク成長してるし。
でも、しなくてすむならせずにいたい…。かな…。
結局、料理をするてまひまを、本読む時間にまわしたい。らしい。と、最近あらためて結論を出し、逃走しております。
…何からの逃走?
料理好きです!得意です! という会話からの、逃走。
けれども、そんな私でも、(人知れず)新メニューの習得は(どげんか)せないかん!と思っていて、新聞に載っている料理のレシピ記事やテレビの料理番組など、おっ!と思うものは一応チェック。でも、材料を揃えるのが面倒だったり、分量が4人前とかだったりとなるともう作らず…。この時点で、料理に興味ないことがありありですがな…。
ところが、カメ係の帰宅が遅くなり、せめて夕食は一緒に…としていた我が家の教育方針を変更するにあたり(さすがに夜の10時から私も一緒に夕食…とはいかないと判断)、何かふと気持ちの変化が私に起きたらしく、そのタイミングで書店でグッドな料理本をみつけたのもあって、この頃は、新しい料理にもどんどんチャレンジしています。
『ケンタロウの白いご飯に合うおかずだけ!』(写真)
(ケンタロウ NHK出版 2008)
このタイトルがいいでしょ!
実はケンタロウさんの料理本はこれで2冊め。
『食べざかり、伸びざかりに ドーンと元気弁当』
(小林ケンタロウ 文化出版局 1998)
このタイトルも大正解!
この本のレシピをどれだけ参考にして日々のお弁当を作っていることか。食欲盛盛の男子のお弁当のおかずは、その道を通ってきた男子に聞けばよろし。とはメカラウロコで大助かり。
そのケンタロウさんの、しかも「白いご飯に合う」という、もうそこだって盛盛の男子にはまったくはずせないポイント!押さえどころ!をしっかりフォローしてくれているところが嬉しい。
というわけで、何年ぶりかににんにくを買って「豚肉のしょうゆ炒め」「つぶしにんにくと牛肉の炒め煮」など作ってみました。
評判は上々。
別々に食べる夕食だけれども、料理の感想を聞いたりして、そこそこ会話しております。
結局、誰にどう食べてもらうか…というのが料理のモチベーションになるんですね。つまり、料理への関心度はそのまま一緒に食べる(食べてもらう)相手へのそれへとつながっている…ということ…になろうかと。
あああ、そ~なのよねぇ~。
おもいっきり、ナニヲイマサラ的ですわねぇ。
毎晩、幸せな夕食を食べたいわ…なんて、乙女のようなことを思ってみたくもなったりして。 ヤレヤレ…。
食べるの大好き♡♡
…と言う人を前にすると黙ってしまう私。
飲み屋にいて、出てきた料理のレシピや、今度家で作ってみる~♡という会話には参加できない私。
食べるのは好き。やけども、それより、誰と一緒に食べているかを意識する。かな。
作ってもらった料理は、ただおいしぃ~と言って食べるのがラク。
それだけでケッコウ…。
料理も、しなくはないし。実際、ほぼ毎日してるし。それをほぼ毎日食べてくれているカメ係はそこそこデカク成長してるし。
でも、しなくてすむならせずにいたい…。かな…。
結局、料理をするてまひまを、本読む時間にまわしたい。らしい。と、最近あらためて結論を出し、逃走しております。
…何からの逃走?
料理好きです!得意です! という会話からの、逃走。
けれども、そんな私でも、(人知れず)新メニューの習得は(どげんか)せないかん!と思っていて、新聞に載っている料理のレシピ記事やテレビの料理番組など、おっ!と思うものは一応チェック。でも、材料を揃えるのが面倒だったり、分量が4人前とかだったりとなるともう作らず…。この時点で、料理に興味ないことがありありですがな…。
ところが、カメ係の帰宅が遅くなり、せめて夕食は一緒に…としていた我が家の教育方針を変更するにあたり(さすがに夜の10時から私も一緒に夕食…とはいかないと判断)、何かふと気持ちの変化が私に起きたらしく、そのタイミングで書店でグッドな料理本をみつけたのもあって、この頃は、新しい料理にもどんどんチャレンジしています。
『ケンタロウの白いご飯に合うおかずだけ!』(写真)
(ケンタロウ NHK出版 2008)
このタイトルがいいでしょ!
実はケンタロウさんの料理本はこれで2冊め。
『食べざかり、伸びざかりに ドーンと元気弁当』
(小林ケンタロウ 文化出版局 1998)
このタイトルも大正解!
この本のレシピをどれだけ参考にして日々のお弁当を作っていることか。食欲盛盛の男子のお弁当のおかずは、その道を通ってきた男子に聞けばよろし。とはメカラウロコで大助かり。
そのケンタロウさんの、しかも「白いご飯に合う」という、もうそこだって盛盛の男子にはまったくはずせないポイント!押さえどころ!をしっかりフォローしてくれているところが嬉しい。
というわけで、何年ぶりかににんにくを買って「豚肉のしょうゆ炒め」「つぶしにんにくと牛肉の炒め煮」など作ってみました。
評判は上々。
別々に食べる夕食だけれども、料理の感想を聞いたりして、そこそこ会話しております。
結局、誰にどう食べてもらうか…というのが料理のモチベーションになるんですね。つまり、料理への関心度はそのまま一緒に食べる(食べてもらう)相手へのそれへとつながっている…ということ…になろうかと。
あああ、そ~なのよねぇ~。
おもいっきり、ナニヲイマサラ的ですわねぇ。
毎晩、幸せな夕食を食べたいわ…なんて、乙女のようなことを思ってみたくもなったりして。 ヤレヤレ…。
七夕の夜に花を抱えて ― 2008年07月08日
なんだか変でした。
ん~と。
ココロがおかしいからカラダに出たのか、カラダの異変がココロをおかしくしているのか…どっち?
おそらく、ココロが先…。
それは以前にも経験したことのある感覚で、違うのは、経験済という自信があるから深みにははまらないだろうという見通しがあること。どうやってやりすごせばいいのか、方向が見えていること。
とはいえ、以前に比べると、お歳をいただいているぶん、気力・体力は確実に劣っております。ので、そこは要注意でございます。
カラダの異変は、カメ係にいわせれば「熱中症」だろうと。熱中症体験者は熱く語ってくれたのです。
あてはまる症状とそうでない症状があり、でも、たまたま居合わせて適切なアドバイスと対応をしてくれた人も、そのようなことを言っていました。
ようするに、食欲がない(という意識すらない)ので水分もとらずに歩き続け、その先で、私には負の感情を発しているとしか受けとれない作品と向き合ってしまい、なぜ?このようなマイナスイメージを感じるの、私?と、その理由を探ろうとして、さっさと逃げることをせずに立ち止まってしまったせいで、次へと向かう途中ですっかりエネルギーを失くし、それを自覚したとたんに、ああもう倒れてしまいたい!この歩道に横になってでも眠ってしまいたい!…と思ってふらふら…。ふらふら…。
でも、気力をふりしぼって、カバンにあったクッキーをかじりカフェオレを飲み歩きして待ち合わせ場所に到着。到着した安堵でますますふらふら…。そこで待ち合わせ人が異変に気づいてくれて、体調回復まで付き添って付き合ってくれたのです。
その間、お酒なしていろいろと語り。語りながら私のココロの有り様が見えてきて、わかったのです。
失うのではなく、自分から閉じようとしていることへのストレス。
…を、抱えているということが。
これまでも幾度となく繰り返してきたココロの作業です。
若い頃は、若さゆえの傲慢があったせいか、ストレスなんて感じなかったのに、ここ数年はものすごいストレスを感じてしまって、やはりまだ受け止めきれてないのです。
閉じることにストレスを感じるのなら、それはまだその時間ではないのかもしれません。
それが経験済な私の出した答えです。
それよりも、新しい出会いや関係にココロをむけて、うつむかずに顔を上げていたほうが楽しいですしね。
実際、ようやっと行けたライブ(これはもう、いくつもの偶然やグッドなタイミングが重なって駆けつけることができたライブでした!)会場でも、これまでちっとも知らなかった方たちの音楽に出会えましたし、ダメもと承知のとある申し出(これは返事待ち)をきっかけに出会った絵本もあります。まだ言葉にもならないヒソカナ企みのふとした瞬間に出てくるイメージもあったりして、そのストレスに溺れている時間はもったいない、もったいない。
と思いつつ…。それでも、修行不足ゆえココロはいつでも揺らぐのです。が、そんな七夕の夕暮れ、とあるお誘いがあり、夜、まだ営業中の近所のお花屋さんに寄ってお花を買って出かけ、そしてまた新しい出会いがありました。
「CHANGE」は見逃してしまいましたが…。
そうえいえば先週の「篤姫」も見なかった。
いいの。それより今は出かけていって出会いたいです。
たまに、負のエネルギーにやられることもありますけど。
それもまた出会いですしね。
ん~と。
ココロがおかしいからカラダに出たのか、カラダの異変がココロをおかしくしているのか…どっち?
おそらく、ココロが先…。
それは以前にも経験したことのある感覚で、違うのは、経験済という自信があるから深みにははまらないだろうという見通しがあること。どうやってやりすごせばいいのか、方向が見えていること。
とはいえ、以前に比べると、お歳をいただいているぶん、気力・体力は確実に劣っております。ので、そこは要注意でございます。
カラダの異変は、カメ係にいわせれば「熱中症」だろうと。熱中症体験者は熱く語ってくれたのです。
あてはまる症状とそうでない症状があり、でも、たまたま居合わせて適切なアドバイスと対応をしてくれた人も、そのようなことを言っていました。
ようするに、食欲がない(という意識すらない)ので水分もとらずに歩き続け、その先で、私には負の感情を発しているとしか受けとれない作品と向き合ってしまい、なぜ?このようなマイナスイメージを感じるの、私?と、その理由を探ろうとして、さっさと逃げることをせずに立ち止まってしまったせいで、次へと向かう途中ですっかりエネルギーを失くし、それを自覚したとたんに、ああもう倒れてしまいたい!この歩道に横になってでも眠ってしまいたい!…と思ってふらふら…。ふらふら…。
でも、気力をふりしぼって、カバンにあったクッキーをかじりカフェオレを飲み歩きして待ち合わせ場所に到着。到着した安堵でますますふらふら…。そこで待ち合わせ人が異変に気づいてくれて、体調回復まで付き添って付き合ってくれたのです。
その間、お酒なしていろいろと語り。語りながら私のココロの有り様が見えてきて、わかったのです。
失うのではなく、自分から閉じようとしていることへのストレス。
…を、抱えているということが。
これまでも幾度となく繰り返してきたココロの作業です。
若い頃は、若さゆえの傲慢があったせいか、ストレスなんて感じなかったのに、ここ数年はものすごいストレスを感じてしまって、やはりまだ受け止めきれてないのです。
閉じることにストレスを感じるのなら、それはまだその時間ではないのかもしれません。
それが経験済な私の出した答えです。
それよりも、新しい出会いや関係にココロをむけて、うつむかずに顔を上げていたほうが楽しいですしね。
実際、ようやっと行けたライブ(これはもう、いくつもの偶然やグッドなタイミングが重なって駆けつけることができたライブでした!)会場でも、これまでちっとも知らなかった方たちの音楽に出会えましたし、ダメもと承知のとある申し出(これは返事待ち)をきっかけに出会った絵本もあります。まだ言葉にもならないヒソカナ企みのふとした瞬間に出てくるイメージもあったりして、そのストレスに溺れている時間はもったいない、もったいない。
と思いつつ…。それでも、修行不足ゆえココロはいつでも揺らぐのです。が、そんな七夕の夕暮れ、とあるお誘いがあり、夜、まだ営業中の近所のお花屋さんに寄ってお花を買って出かけ、そしてまた新しい出会いがありました。
「CHANGE」は見逃してしまいましたが…。
そうえいえば先週の「篤姫」も見なかった。
いいの。それより今は出かけていって出会いたいです。
たまに、負のエネルギーにやられることもありますけど。
それもまた出会いですしね。
カメ係ニ「自衛官採用のご案内」来ル ― 2008年07月09日

我が家のポストに、透明ビニール封筒を発見。
切手がないから郵送ではなく、シールがないからメール便でもないその透明ビニール封筒には、確かに我が家の住所とカメ係の名前が印刷してある紙が入っていて、名前の下には「*説明資料・説明会案内 在中」と。
もしか直接ポストに入れられた?と思いつつ、なんやこれ?と裏返すと「防衛省・自衛隊」の文字が目に入りました。
これは!
最近、人材不足と聞いていた自衛官の、これが募集ちらしなのか…。
当の本人は、すでに同級生から話を聞いていたとかで「ああ、これかぁ~」と手にとり、そこそこ興味深く眺めていました。
いよいよ、こういうのが来るお年頃になったのねぇ~。
などと、ノンキに思っていたけれども、ふと、これが、徴兵制の召集令状だったら…と思ったら、ドキッとしてしまいました。
ドキッとして、のち、ザワザワ。
切手がないから郵送ではなく、シールがないからメール便でもないその透明ビニール封筒には、確かに我が家の住所とカメ係の名前が印刷してある紙が入っていて、名前の下には「*説明資料・説明会案内 在中」と。
もしか直接ポストに入れられた?と思いつつ、なんやこれ?と裏返すと「防衛省・自衛隊」の文字が目に入りました。
これは!
最近、人材不足と聞いていた自衛官の、これが募集ちらしなのか…。
当の本人は、すでに同級生から話を聞いていたとかで「ああ、これかぁ~」と手にとり、そこそこ興味深く眺めていました。
いよいよ、こういうのが来るお年頃になったのねぇ~。
などと、ノンキに思っていたけれども、ふと、これが、徴兵制の召集令状だったら…と思ったら、ドキッとしてしまいました。
ドキッとして、のち、ザワザワ。
不機嫌図書室 代表 ― 2008年07月11日

下:会場でもらった「文化通信BB」東京国際ブックフェア2008特別版
左:『古天文学の散歩道』 斉藤国治 恒星社 1992
右:『日本人の住まい』 宮本常一 農文協 2007
東京ビッグサイトで始まった東京国際ブックフェアに今年も行ってきました。
「不機嫌図書室」という書店(!)の代表(!!)として。
…まぁ~ハッタリ人生ですわね…。
去年までは仕入れ的な児童書の購入がメインでしたが、今年は児童書フェアの出版社はほぼ素通り。
人文・社会科学書や自然科学書フェアコーナーで、きゃあきゃあ言いつつ、「お腹すきました~」「何か食べましょう~」と言いながらしぶとく歩き続けました。
『日本人の住まい』(写真右)は図書館で借りてざっと読了済。でも、持っていたくて買うタイミングをはかっていたのですが、農文協のブースで、あっ!そうそう!と探して購入。農文協は去年も時間をかけて楽しんだブースです。今年も「マイ箸」製作の実演があったりして、かなり面白い展示となっていました。吉川弘文館や筑摩書房では探していた本が見つからず残念。去年、大興奮した朝倉書店では今年は「これ!」という本に出会わず、ふと振り向いて向かいの自然科学書協会のブースをぼんやり眺めていたら「おお!これは!」という本に出会いました。
それが『古天文学の散歩道』(写真左)です。
古天文学(こてんもんがく)とは耳慣れない言葉です。
それもそのはず「あとがき」を立ち読みしたら、
“「古天文学」とは筆者による新造語である。一九八二年から使いはじめたから(略)”
とあります。
“それは古代人が残した天文遺跡・遺物、天文記録、文学、習俗などの文化遺産を現代の天文学によって検証し、真贋を判定する学問という意味である。”
と説明があり、うわぁ~~~!お も し ろ そ~~~! と大興奮!
買う~!と即決し、レジに行きましたら、本についている値段と登録されていた値段が1000円も違って、ややトラブルな気配。
1000円高くても買うし…と思いつつ様子を窺っていたら、隣りからすっと手がのびて「ちょっと拝見」と、見知らぬオジサマがその本を手にしました。
本を開きはじめたオジサマとレジでああだこうだと値段の確認をしている出版社関係と思われる3人のオジサマを同時に見守る私。そのうち「本についてる値段でいいです」と結論が出て、はい~買います~と支払い。そのやりとりを聞いた見知らぬオジサマが「残念!」とつぶやいて本を返してくれました。
オジサマも欲しかったんですね…。でも在庫はなし。なんだか申し訳なく感じて、「もうちょっと見ますか?」と声をかけたら、書名などメモさせて欲しいと。どうぞどうぞと本を渡して、書き終わるまで、しばらく立ち話をしました。聞けばこの種の本を集めているとのこと。首から提げている入場証には「学校」(私は「書店」)とあり、どこかの先生かしら?と思いつつ、日露戦争後の南樺太の話など、面白い話を伺いました。
で、結局、どこのどなたかはわからず…。
そんなこんなで、いよいよ空腹とのどの渇きがピークとなり、洋書バーゲンコーナーはパスして、遅い昼食(早い夕食)と生ビールを求めて会場を出ることにしました。
去年にくらべて、全体的な勢いが落ちているように感じたのは私だけではなかったようです。ビッグサイト内のお店で飲んだ生ビールもぬるかったし…。
ああでも、面白いと思う本をもっと紹介できるといいなぁ…と、不機嫌図書室・代表としては、思ったしだい。
なんて言いながら、今年はまだ読了紙を出してないです…(~_~;)
左:『古天文学の散歩道』 斉藤国治 恒星社 1992
右:『日本人の住まい』 宮本常一 農文協 2007
東京ビッグサイトで始まった東京国際ブックフェアに今年も行ってきました。
「不機嫌図書室」という書店(!)の代表(!!)として。
…まぁ~ハッタリ人生ですわね…。
去年までは仕入れ的な児童書の購入がメインでしたが、今年は児童書フェアの出版社はほぼ素通り。
人文・社会科学書や自然科学書フェアコーナーで、きゃあきゃあ言いつつ、「お腹すきました~」「何か食べましょう~」と言いながらしぶとく歩き続けました。
『日本人の住まい』(写真右)は図書館で借りてざっと読了済。でも、持っていたくて買うタイミングをはかっていたのですが、農文協のブースで、あっ!そうそう!と探して購入。農文協は去年も時間をかけて楽しんだブースです。今年も「マイ箸」製作の実演があったりして、かなり面白い展示となっていました。吉川弘文館や筑摩書房では探していた本が見つからず残念。去年、大興奮した朝倉書店では今年は「これ!」という本に出会わず、ふと振り向いて向かいの自然科学書協会のブースをぼんやり眺めていたら「おお!これは!」という本に出会いました。
それが『古天文学の散歩道』(写真左)です。
古天文学(こてんもんがく)とは耳慣れない言葉です。
それもそのはず「あとがき」を立ち読みしたら、
“「古天文学」とは筆者による新造語である。一九八二年から使いはじめたから(略)”
とあります。
“それは古代人が残した天文遺跡・遺物、天文記録、文学、習俗などの文化遺産を現代の天文学によって検証し、真贋を判定する学問という意味である。”
と説明があり、うわぁ~~~!お も し ろ そ~~~! と大興奮!
買う~!と即決し、レジに行きましたら、本についている値段と登録されていた値段が1000円も違って、ややトラブルな気配。
1000円高くても買うし…と思いつつ様子を窺っていたら、隣りからすっと手がのびて「ちょっと拝見」と、見知らぬオジサマがその本を手にしました。
本を開きはじめたオジサマとレジでああだこうだと値段の確認をしている出版社関係と思われる3人のオジサマを同時に見守る私。そのうち「本についてる値段でいいです」と結論が出て、はい~買います~と支払い。そのやりとりを聞いた見知らぬオジサマが「残念!」とつぶやいて本を返してくれました。
オジサマも欲しかったんですね…。でも在庫はなし。なんだか申し訳なく感じて、「もうちょっと見ますか?」と声をかけたら、書名などメモさせて欲しいと。どうぞどうぞと本を渡して、書き終わるまで、しばらく立ち話をしました。聞けばこの種の本を集めているとのこと。首から提げている入場証には「学校」(私は「書店」)とあり、どこかの先生かしら?と思いつつ、日露戦争後の南樺太の話など、面白い話を伺いました。
で、結局、どこのどなたかはわからず…。
そんなこんなで、いよいよ空腹とのどの渇きがピークとなり、洋書バーゲンコーナーはパスして、遅い昼食(早い夕食)と生ビールを求めて会場を出ることにしました。
去年にくらべて、全体的な勢いが落ちているように感じたのは私だけではなかったようです。ビッグサイト内のお店で飲んだ生ビールもぬるかったし…。
ああでも、面白いと思う本をもっと紹介できるといいなぁ…と、不機嫌図書室・代表としては、思ったしだい。
なんて言いながら、今年はまだ読了紙を出してないです…(~_~;)
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