月てんこもり2011年11月02日

藤井旭さんといえば、
天文好き少女だった十代のころの私にとっては、
超!有名で大尊敬する「天文おじさん(失礼!)」でした。

神。 とか言うんですよね。今では。

天文にちょっとでも興味を持ったことのある人なら、
誰もが一冊は「藤井旭の星の本」を手にしたことがあると思います。

その藤井旭さんが「月」の本を出されています。


 『月と暮らす。 月を知り、月のリズムで」
       藤井旭 誠文堂新光社 2011/8 (写真)


この一冊で、
月をまるごと抱えた気分になります。

美しい月の姿や、月の景色の写真を眺めるだけでも充分に楽しいのですが、
科学的な月の知識も、
簡潔でわかりやすく説明されていて、
いたれりつくせりのありがたい「月の本」です。

月齢0から29までも、それぞれ見開きで紹介。
文学に登場する月にも触れられていて、
月が、
どれだけ人の暮らしの中にあるのかを、
たっぷりと、目で、見せてくれます。


そして、来年。

2012年5月21日の金環日食についても記されています。

この金環日食については、
天文業界ではもうすでに大盛り上がりで、
そのうち、
テレビなどのマスメディアでも盛んに紹介されていくと思います。

関係者は、もうずっとずっと、当日の天気が晴れ!であることを願っていると思います。
晴れて、金環日食が観れたら、
もうどんなにお祭り騒ぎになるだろうかと思われます。


楽しみ。ですねぇ~♪


その楽しみを、この本を眺めながら迎えるのもいいです。
パラパラとめくって、ちらっと見るだけでも気分転換になります。



月を、
日々の暮らしの中で眺めることができる生活っていいと思います。

月が、
空にあるのをあたりまえに見ていたときには、
そんなこと思いませんでしたけどね。

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