思い出したこと2017年06月25日

日曜が瞬く間に過ぎようとしています。



発病したとき、
私は死んだんだ…と思います。


実際、意識をなくしましたし、
前後の記憶もまったくありません。

でも、
自分で救急車を呼んで、
呼んだことを息子に電話して知らせたんですって。

息子は最寄りの駅まで帰っていて、
夕食をとるか書店に寄ろうか…と考えていたところで、
何いってんの?と思いつつ、
とりあえず帰ったら、
私は倒れていて、
意識がなかったそうです。

そこへ救急隊の人が来て一緒に病院へ行ったのだそう。


この話を、
息子は何度も私に言ってきかせてくれています。
私は、そのたびにひどく驚いているのですが、
忘れてしまいます。
そしてまた聞きます。
「私はあの日どうしたんだっけ?」と。


でもある日、
そのことを覚えていて気になって、
私は携帯の“リダイヤル”を調べました。
そしたらその日に「119」とあり、
その4分前には「#7119」とありました。

そしてその20分ほど前には見慣れない電話番号があり、
退院した後に調べてみたら「救急医療情報センター」でした。


私は身体の不調が心配になり、
まず「救急医療情報センター」の番号を調べて電話し、
そこで何を話したのかは覚えてないけど、
次に「#7119」(救急相談センター)にかけて相談し、
そして119番に連絡して、
息子に知らせて、倒れたようです。


ちっとも思い出せません。
でもそうだったんだな…と思います。


息子にまで電話する元気(というか気力)があったんだ。ね。
といつもはそこまで思っておしまいになるのですが、
今回は違いました。
「私は小2のときにも意識不明になってた!」と思い出したのです。

小学2年生の夏休み、交通事故にあって頭を打ってしばらく入院しました。
頭に血がたまってそれが悪さをしないようにと寝たきりになりました。


その時も意識をなくしていたことを思い出して、
そうだったんだなぁ~と思うばかりです…。


私は今、生きている私が少々不思議です。
そしてこれからどう生きていくのか…と考えています。

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