ごきげんさん

この頃はよくいろんなことを思い出しています。

ふっと。

会話や見かけたことのあれやこれやから。


そして、
思い出したことを誰かに話したくなるので、
その場にいる人には迷惑なんだろうなぁ…と思うのですが、
聞いてもらっています。


倒れたことも、
その前のことも、
意識が戻ったときのことも、
これっぽっちも思い出せません。
が、
それより前のことを、
沸騰するお湯にはじける水疱のように、
もわぁぁぁんと浮いて出てきて思い出すのです。


そういうことは、
たぶん意識が戻ったときからあったのでは？と思うのだけど、
そのことも覚えてない、というのか、
自覚さえしていなくて、
放ったままだったという気がします。


今は、その思い出したことを覚えていることができているんだ…ということなのかな…？と思います。


でも、それを聞いてくれた人は、
病気じゃなくて加齢で記憶は不確かになるよ。
自分も思い出せないことがたくさん！と言ってくれて笑いあいます。

それはほんとうにそうで、
私も笑いながらそうだねぇ～と思っています。


でも、
また水疱がはじけて何かを思い出すと、
これはちょっと違うのでは？と思うようになりました。



なんだかうまく言えなくて伝わらないようにも思いますが、
そんな感じです。



梅雨があけて夏になりました。

「病気してないみたいですね」と、
十数年ぶりに再会した人に言われました。

はい。
元気な夏を過ごしたいです。