どっち? ― 2006年12月11日

『スピリチュアルにハマる人、ハマらない人』香山リカ 幻冬舎新書 2006
精神科医の香山リカさんの本は、
みつけると衝動買いし、するすると読んでしまいます。
するすると読んで、
でも、
よくわからへんなぁ~と思いながら読了するのがいつものパターンです。
“幻冬舎新書創刊!” と赤文字の入ったこの新書の帯には、
「 江原さんのこと
①大好き!②インチキ!
あなたはどっち? 」 とあり、
大好きでもないし、
インチキとも思ってないんやけどなぁ…と思いながら読み始めました。
江原さん とは
「スピルチュアル・カウンセラー 江原啓之(ひろゆき)」さんのこと。
テレビ番組『オーラの泉』や『天国からの手紙』に出演。
その人のよさそうな風貌と、
心地よく響く声でもって、
相談者のオーラや前世を語り、
亡くなった人の言葉を伝え…と、
“スピルチュアル”な活動をなさっている人です。
『オーラの泉』は好きで、時間があれば観ているけど、
だからといってハマっている自覚はございません。
が、しかし、
現在をなにかと分析してくれる香山リカさんが、
この熱をおびてきた“スピルチュアル”な状況を
どう語るのか興味深々です。
スピルチュアルな活動をしているのは江原さんだけではないんですね…。
紹介されている他の人のことはまったく知らずな私。
思っていた以上に盛り上がっているらしい“スピルチュアル”な空気。
本やテレビで仕掛けられているその“スピルチュアル”の何が、
多くの人の支持を得ているのか、
香山さんは言葉を選んで語っているような気がします。
そのあたりの慎重さが、
いまひとつのわかりにくさになっているのかもしれません。
とにかく今、この時代、
多くの人が安心したがっているのだということなんですよね…?
そして
求められている“スピルチュアル”な回答って、
インスタントな解答なんですね…。
AかB(A否定)かの二者択一が好きで、
目に見えてわかりやすいものが好きで、
目に見えないものや、
自分でコントロールできないもの(感情)に不安を抱く人。
そんな人がたくさんになってきていて、
そんな不安を解消してくれる答えが
性急に求められ、
そこに“スピルチュアル”がハマってきている…そんな感じでしょうか。
私のように、
問いを問いとして持ち続けることが生きること
などと悠長に思っているから、
扱いにくい邪魔者となってしまうのかも~~~。
ふぅ~。
やれやれ…。
『オーラの泉』が面白いのは
所詮他人への回答だからと思っています。
私は自分で探すのがいいな。
問いも答えも。
だから、
会いに(見に)出かけたいし、
読みたいし、
話したいし、聞きたいし、
伝えたいし、わかり合いたいし…ということになりますか…。
今日は図書館で8冊も本を借りました。
モリモリ読む気でてます。
精神科医の香山リカさんの本は、
みつけると衝動買いし、するすると読んでしまいます。
するすると読んで、
でも、
よくわからへんなぁ~と思いながら読了するのがいつものパターンです。
“幻冬舎新書創刊!” と赤文字の入ったこの新書の帯には、
「 江原さんのこと
①大好き!②インチキ!
あなたはどっち? 」 とあり、
大好きでもないし、
インチキとも思ってないんやけどなぁ…と思いながら読み始めました。
江原さん とは
「スピルチュアル・カウンセラー 江原啓之(ひろゆき)」さんのこと。
テレビ番組『オーラの泉』や『天国からの手紙』に出演。
その人のよさそうな風貌と、
心地よく響く声でもって、
相談者のオーラや前世を語り、
亡くなった人の言葉を伝え…と、
“スピルチュアル”な活動をなさっている人です。
『オーラの泉』は好きで、時間があれば観ているけど、
だからといってハマっている自覚はございません。
が、しかし、
現在をなにかと分析してくれる香山リカさんが、
この熱をおびてきた“スピルチュアル”な状況を
どう語るのか興味深々です。
スピルチュアルな活動をしているのは江原さんだけではないんですね…。
紹介されている他の人のことはまったく知らずな私。
思っていた以上に盛り上がっているらしい“スピルチュアル”な空気。
本やテレビで仕掛けられているその“スピルチュアル”の何が、
多くの人の支持を得ているのか、
香山さんは言葉を選んで語っているような気がします。
そのあたりの慎重さが、
いまひとつのわかりにくさになっているのかもしれません。
とにかく今、この時代、
多くの人が安心したがっているのだということなんですよね…?
そして
求められている“スピルチュアル”な回答って、
インスタントな解答なんですね…。
AかB(A否定)かの二者択一が好きで、
目に見えてわかりやすいものが好きで、
目に見えないものや、
自分でコントロールできないもの(感情)に不安を抱く人。
そんな人がたくさんになってきていて、
そんな不安を解消してくれる答えが
性急に求められ、
そこに“スピルチュアル”がハマってきている…そんな感じでしょうか。
私のように、
問いを問いとして持ち続けることが生きること
などと悠長に思っているから、
扱いにくい邪魔者となってしまうのかも~~~。
ふぅ~。
やれやれ…。
『オーラの泉』が面白いのは
所詮他人への回答だからと思っています。
私は自分で探すのがいいな。
問いも答えも。
だから、
会いに(見に)出かけたいし、
読みたいし、
話したいし、聞きたいし、
伝えたいし、わかり合いたいし…ということになりますか…。
今日は図書館で8冊も本を借りました。
モリモリ読む気でてます。
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