図書館散歩?2009年06月24日

図書館の司書さんとお話しすると、
書店とはまたちょっと違う視点で本のことを考えることができます。

本を紹介したり、手渡したりするのは同じなんですけど。

お話しの上手(というか、話し好き)な司書さんが多く、特に本の話となると、次々と本を紹介しながら面白い話をしてくれるので、聞いていて飽きることがありません。
私の好きな本のことなど聞いてくれて、そこからまた話が広がることもあります。
本のことを、話すのも好きやし、聞くのも好きなんですね。
本の情報ならどんなことでも収集します~的な、前のめりな姿勢が感じられます。

それが、自分のためだけの楽しみではなくて、図書館や図書室にやって来る人の楽しみのためでもあると自覚されているからでしょうか、夢中に話しをしているようで、実は、きちんと冷静です。

本の話しから、自治体の話へと移ることもあります。
教育や環境、政治の話へと進むこともあります。

それは結局、その地域や地方、区や市や県、あるいは国の、文化の話をしているのだと思います。


私が頻繁に利用している、区立図書館は、業務を民間に委託しています。
その変化にもうすっかり慣れてしまって、今ではあまり文句も浮かんでこなくなっています。

ただ、図書館の棚をじっくり眺めなくなりました。
眺めていても、借りたい本に出合わないのです。
本と目が合わない。
本が、ここ、ここ!って、誘ってくれない。

今から思えば、そういうことなんですが、そういう自覚もなく、ただ、そんな「空振り」が続いたから、いつの間にか、読みたい本は他所で探すのがあたりまえ、になってきていました。

読みたい本がでてくると、速攻、図書館の蔵書検索。

貸し出し中の本は当然のことながら、新刊本で、まだ購入前の本や、購入予定のない、未蔵書の本も、ばんばんどんどんリクエスト予約をしています。

この頃は、予約した本を受け取りに行くためだけに図書館に行くこともしょっちゅうです。

そんな利用のしかたに、不満を持っているわけではないのですが、それを司書さんに話したら、がっくりされてしまいました。

それは、書棚に魅力がない図書館。 という指摘です。

ああ!そうね!
魅力、は、ないです。。。。
魅力、を、期待してもいないです。。。。(V)o¥o(V)


司書さん、闘志を燃やしてくれました~。

そんな司書さんがいる図書館は、図書館という空間そのものが面白くなっていそうです。
図書館へぶらりと散歩に行ける感じ。


そちらの図書館はどうですか?

引っ越すなら、図書館の近くがいいなぁ。

コメント

_ seiji ― 2009年06月25日 02:34

またまたお邪魔します。

私は自分で児童図書館みたいなものを作りたいなという夢があります。

本がたくさん置いてあるだけではなくて、お話好きなおばさんや
おじさんがいたり、パズルやおもちゃが置いてあったり、おねえさんや
おにいさんが遊んでくれたり、何か面白いことをしようとみんなで
話し合いをしたり、そういうことができてしまう多目的児童図書館。

館内は絨毯が敷いてある場所や畳の部屋や板敷の部屋などがあって
どこでもすきなところにゴロゴロしていることができる。

もちろんほとんどの子どもたちが本を読みに来るのだろうけれど、
ただなんとなくぼけっとするだけの目的でやってくる子どもがいてもいい。

退職して暇をもてあましている近所のおじさんやおばさんが、子どもたち
相手に体験談を話して聞かせてくれたり、昔遊びを教えてくれたり、
そういうことが企画としてではなくて、偶然に自然に毎日行われている
ような場所。

そんな感じの児童図書館、作ってみたいんですけどね・・夢物語ですね。(笑)

_ ながみ ― 2009年06月25日 09:03

seiji さま

あっ、「夢物語」、なんですね…。

「夢」を持つっていいです。
私は「妄想」に逃げる癖があるので。。。

コメント、ありがとうございます。(^_^)

_ seiji ― 2009年06月25日 17:53

「夢を持つ」のと「妄想に逃げる」のでは、どのように違うのでしょうか?

_ ながみ ― 2009年06月25日 22:38

seiji さま

ひゃあ!

いつか、あっ!って、わかると思います。

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