ぼうようと肥ゆる秋2010年10月05日

結局、月曜までりとるに通いました。

出不精ひきこもり時期だったのに、
4日も出かけてて、
その間に、
あちこちの金木犀が咲きだして、
秋が、
おまたせ~っとやってきました。
街中、甘い香りがしています。

我が家では半月ほど前、
私の背丈以上に伸びていたパキラの、
枝がしなって倒れてしまいました。

3本ある枝の、それぞれの先に密集していた葉の重さに耐え切れず、
3本まとめて紐でくくって壁に吊るすように留めていた押しピンも引っこ抜いて、
みんなして深くお辞儀をする格好になってしなだれ倒れたのです。

うわわわわ~と、あわてて枝を起こしている最中に、
1本の枝が折れてしまったのでした。

折れたのは根元から60cmのところ。
取れてしまった枝は1m近くもあり、
とりあえず花瓶に挿しておこうにも長すぎるので、半分ほど切り、
わっさわっさと葉のある枝は花瓶に確保。
残った棒状の枝は捨ててしまおうと思ったのだけど、
ふと思いついてまた半分に切り、
捨てずにとってあった空き瓶に水を入れて挿しておきました。

そのまま1週間たっても何の変化もありませんでしたが、
その後に新芽が出てきました!

まぁ、何という生命力。
そして今日、ひさびさにじっくり様子を見ましたら、
新芽がぐんぐん伸びていました。(写真)

葉のついている方も枝先に新芽が出ましたし、
折れて残した鉢植えの枝の途中にも、
1mmほどの小さな新芽を見つけました。


ばたばたと、
ばたついている間にも、
それぞれはそれぞれの時間を淡々と生き、
生きること、
生き続ける事に向かっていたようです。

金木犀は咲き、
折れたパキラは新芽を出し、

それで私は、、、、。

私は?



茫洋 亡羊 望洋。


心身ともにぼーよーと漂い、
そして過剰に肥えていることに気づくしまつ。 (V)o¥o(V)