秘密を知りました2006年07月11日

『仏像のひみつ』山本勉・著 川口澄子・イラスト 朝日出版社 2006



仏教と仏像への興味は小学生レベルで続いております。

この本は2005年に東京国立博物館で開催された 
 「親と子のギャラリー 仏像のひみつ」
という展覧会の内容をもとにしたもの。

「親と子のギャラリー」というのは
 主に小・中学生を対象とした展示だそうで。

だから、私レベルの者にはピッタリな仏像解説本となっております。

4つの秘密からなるこの本。

“ひみつ その1 仏像たちにもソシキがある!” で、
これまで
何がわからないのかもわからない仏像の種類について、
質問の言葉どころか、
その答えまで教えてもらうことができました。

とにかく仏像の“ソシキ”は複雑だけれど、
おおざっぱなグループは4つ。

エライ順で 如来・菩薩・明王・天

一番エライ如来にも 
 釈迦如来・阿弥陀如来・大日如来 とあって
その違いを明確に説明してくれています。

“細かいことは仏像の専門家やマニアにまかせて”…という
スタンスがなんともありがたく、
仏像のあんなことこんなことがするするするっと入ってきます。

もちろん、
私には繰り返し読む必要があるので、
この本、買います~。
 (写真は図書館の本なの…)