図書館は今日も2006年07月01日

『ペルセポリス 1 イランの少女マルジ』
       マルジャン・サトラピ 園田恵子/訳 バジリコ株式会社 2005

    イスラーム革命(1979年)以降の
    著者(1969年生まれ)の体験を描いたマンガ。
    当時、イラン国内で起きていたことがクールな絵で語られている。

   ・・・・・・この本、図書館の「絵画」の棚でみつけた…。



民間の業者に、
業務委託した図書館にも慣れてきた今日このごろ。

細かな館内案内表示や、
スタッフさんたち全員お揃いのユニフォーム姿にも
目が慣れた。

一つ聞けば、
それ以上の返事が返ってくることにもやや慣れ、
逆に面倒なので、
あまり問い合わせをしないようにしていた。

それでも、
ちょっと確認しておきたいことがあったので、
貸し出し手続きの途中で話しかけたのがことの始まり。

その若い女性スタッフは、
親切・超丁寧な対応で。

いやいや…(^。^;)
貸し出しルールに変更がないのであれば、
たぶんあなたより私の方がよく知っている…と思えども、
彼女の作業を中断することはできなかった。

私はただ、YES か NO を知りたかっただけなのに、
そこまでにいたる経緯の説明と、
そのデーター確認が、彼女には必要だったよう。

ルールの説明を一つ一つしながら
目の前のPC端末を叩いたり、
奥に入って確認をとってきたりと忙しい。

とりあえず NO という答えが引き出せ、
それで終わるものと思ったら、
もうしばらくお待ち下さいとまた奥へ入っていった。
えっ、まだ何か…。
と、途方にくれてたたずんでいたら、
隣りのPCで作業していたオジサンスタッフさんが、
椅子を抱えてやってきた。

 「どうぞお掛け下さい」

ひゃぁ~~~♡
図書館で椅子をすすめられたのってはじめて~。


親切にされてウレシイけど、
もともとこれは必要なやりとりなのか…と思いは複雑。

小走りに戻ってきた笑顔の彼女。
どんな吉報を携えて来たのかと思いきや、
 「『ギフト』、確かにリクエストいただいています~♪」

だから、それを確認して欲しかったわけじゃないってば…。

 「本がまだ入ってないのでお時間かかりますし、
  他にリクエストされている方も多いので、
  しばらくお待ちいただくことになります~」

ああ…そうですか…一番ノリではなかったのね…。

 「お電話でなく、ハガキでご連絡さしあげることもできますが」

彼女はどこまでも親切。

 「以前はハガキで連絡をもらってたんだけど、
  ここの職員さんに電話にしてくれって言われたんです
  ハガキ代がかかるからって…(^_^;)」

びっくりした彼女にもう一言。

 「そのことでもめたんですよ。ここで(*^_^*)」


そうなのよ!
以前は問い合わせても面倒臭そうな返事が返ってきたり、
電話にしろと何度も言われたり、
 (当時はハガキ希望は変えなかった!)
こんな親切丁寧な対応じゃなかったのよ!

と、あれこれ当時の図書館職員との対決話を語りたくなってしまった。

 ・・・語らなかったけど。


もちろん現在の親切対応がいけないわけじゃないけど、
それをあたりまえに思って、
利用者はどんどん我儘になっていくんだろうな~と思った。
で、ますます過剰なサービスが必要になって・・・。

椅子を出してもらったウレシサを忘れんとこ! と、思う。

そして『ギフト』を読むのはいつになるのか。

貝原浩「本の仕事」展2006年07月04日

貝原さんがみつめている…案内状 東中野 パオ・ギャラリー
『風しもの村から』 画文 貝原浩 平原社 1992
『「田んぼの学校」入学編』 文・宇根豊 絵・貝原浩 農文協 2000



案内状をいただいたとき、
ぜったいカメ係を連れて行こうと思った。

でも、お互いの都合が合わず、
ぎりぎり最終日の夕方になら…というイチカバチカ状態だった。

週末、仕事先に連絡があり、
これから一人で行ってくる と言い、
ほんとにうに一人で行ってきた。
地図で見当をつけて、自転車で行ったというのがカメ係らしい。

 (このパオ・ギャラリーでの展示期間、
             延長になったと聞いています)


 “旅立って一年、仕事場に残された装幀本七百余冊。
  絵かき貝原浩のもうひとつの大仕事を並べてみます。”

案内状に書かれているように、
会場には本があふれている。
一冊一冊 大切に 表紙を見せて並べられ、
その一冊一冊が 
前に立つ私をみつめている。

ああそうだ。
貝原さんの絵を見るといつも、
何か 問われているような気がしたものだ。

裸婦の絵でも、
花の絵でも。

きみはどうなんだ? と。

でも、私はどうなんだろう…と思うばかりで、
答えを出せたことはなかった。

今回もやはり、
並びに並んだ本を、
ただ、みつめているばかりだった。

けれどもこの場所に
カメ係も一人で立っていたんだと思うと、
なんだか、
何か答えが出てきそうな気がした。


会場で、別の案内状をみつけた。
貝原さんの絵を見ることができる。

 “追悼 貝原浩 「新たな出立」”
   2006年8月8日(火)~8月13日(日)
  京都 ギャラリー ヒルゲート

きょ、きょ、京都・・・・・・・・・・。

船に乗りました2006年07月06日

日の出桟橋でみかけた船(警察船…だったと思う)
もちろんこれには乗っておりませぬ。



日の出桟橋まで水上バスで約20分。

船の名前は「竜馬」。
ほほ~。
カッコイイじゃないですか。
定員560名。
船内はポツポツのお客さま。

平日の午後。
観光ではなく、次の目的地までの交通手段として乗った船は、
文字通り「バス」感覚。
でも、
仕事でもないわけだし…ということで、
ビールでも飲みつつ~♪
ところが、
船内の売店は営業しておらず、
隅田川地ビール600円は飲めませんでした・・・。

日の出桟橋で乗り換えて浅草まで行くこともできます。

20分ってあっという間ね。

一瞬の船旅でしたが、
気分は晴れ晴れといたしました(*^。^*)


明日は七夕。
短冊で飾られた笹をあちこちで見かけました。
みなさんの願いがかなうといいですね。

私の願いは~~~~かなうのか~~~~\(~o~)/(絶叫)

新宿御苑前を右往左往2006年07月08日

新宿御苑は有料公園です



ここ最近、お出かけが続いております。

行き先も目的も時間もそれぞれ違うので、
もう、ぐちゃぐちゃ。

朝、目が覚めると、
布団の中で今日の行動を確認するのが日課です。

お弁当はいるんだっけ? ・・・今は試験中だからいりません。
今日はどこへ行くんだっけ?

そんな日が続いてたある時、
テレビから
 「一昨日の夕食、何を食べたか思い出せますか?」と質問。

オトトイ?
う~ん、あれね! と余裕の私。
ええ~、なんだっけ? とカメ係。

キミキミ~。まだ若いのに大丈夫? と思っていたら、
私が思い出したおかずとは違うものを食べたと言います。
あらあら、もうボケちゃいましたか~(^。^;) と言い返そうと思ったら、
あらららら、違いますわ。
私が思ったのは昨日のおかず…と気づきました。

ううっ、アブナイアブナイ。

自分で作っておきながら、もうすでにわからなくなっております…。


そういえば
ゆうべなんて・・・ゆうべ?ゆうべだよね?

仕事先に電話をかけたつもりが、
「もしもし」と出てくれた相手の声が実家の母で。

「あれっ?」っと言ったら母は母で、
「○子か?」と次女の名前を言うし。(私は三女)
「違う。☆子」と名乗って吹き出し、
二人同時に「まちがえた~!」とまるでコントのような会話をしました。

事情を説明しようと思ったら、
「△子(長女)にかわるわ~」となって、
結局、しばらく姉と話したのですよ・・・トホホホホ・・・(^ゝ^;)

それからまた電話をかけ直して仕事の確認をあれやこれや。
その仕事で出かけたのが新宿御苑近くでした。

新宿御苑横をぐるりと回れば行けると地図でみていたのに、
行き止まりの表示はあるし、
その前に見知らぬ人が寝転んでいるし・・・。
どうしたらいいのよ~!と門の前をうろうろしていたら、
さっき渡った交差点で自転車のおまわりさんが信号待ち。
道を聞こうと近づく途中で、
そのもう一つ先の交差点が目印の交差点と判明しまして、
やがて目的のビルもどどど~んと見えてきました。
そんなこんなでやや遠回りながらも、
無事に目的地到着、仕事完了となりました。

帰りに逆の場所からよく見たら、
そこは行き止まりではなく、
人が通れるだけの抜け道になっているとわかり迷わず近道♪
けれども、門の前に出たら、
見知らぬ人はまだそこで寝転んで、たぶん熟睡中でした。

  そのことをすっかり忘れておりました・・・。

出発進行~♪2006年07月09日

JR高田馬場駅の発車音楽が
「鉄腕アトム」の曲なのは以前から知っています。

曲が流れるとついつい一緒に歌ってしまいそうになります。

先日、山手線に乗っていて、
恵比寿駅を発車するとき、

 タッタラ~タラッタラ~♫ と

恵比寿ビールのCM曲が聞こえてきました。

誰かの携帯電話の着信音?と思いましたが、
たぶんそれも発車の音楽。


そして今度は武蔵小金井駅。

 さ・く・ら~ さ・く・ら~♪ の曲が。

ぼ~っとしていたので聞き間違いかなと思いましたが、
帰りに再び聞こえてきたのも、
 
 さ・く・ら~♪ の曲でした。

桜の名所があるのかしら?


私が知っているのはこの三つ。
他にもあるのかもしれないですね。

出かけるたびに、
発車音楽のチェックをしてしまいそうです。