「カレシン」と「スマウグ」2006年07月15日

「ホビットカレンダー2006」トールキン・画
『ベーオウルフ』妖怪と竜と英雄の物語
      ローズマリ・サトクリフ 井辻朱美/訳 原書房 2002



「ベーオウルフ」

英文学最古の作品のひとつで、
英雄ベーオウルフの冒険を語る叙事詩。

言葉としては聞いていた「ベーオウルフ」を、
読んだのは初めてでした。

この本は、その原作をサトクリフによって小説化、
物語化されたものでありますから、
読みやすく、わかりやすく、
そして、面白いのです。

妖怪「グレンデル」(母子妖怪!)と戦う前半と、
火竜と戦い果てる後半と、
物語では二つの戦いが描かれています。


火竜(竜・ドラゴン)は、
ファンタジーでおなじみ。

それは架空の生き物であるけれど、
きっとどこかにいるにちがいないと
思わずにはいられないほど、
たくさんの、たくさんの物語に登場しています。

千数百年も前から英雄と戦っていたのね…。

「ベーオウルフ」は、
“ドラゴン”と人との戦いの原点なのでしょうか?
それとももっと前から?


その“ドラゴン”が、
「貝の小鳥」さんにいます!

小ぶりながらも大きな口をあけ、
炎を吐き上げております。
美しく彩色された木の人形のその姿は、
アクティブでとても愛らしいのです♡

写真で紹介できないのが残念!

なにしろ会いにいっただけで、
連れて帰っていないので~(>_<)

「カレシン」や「スマウグ」が何かわかる人へ
オススメいたします~\(^o^)/